J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

滝沢歌舞伎レポート③-おまるちゃん、こと深澤辰哉君の突っ込みの間合いが絶妙なこと、岩本照君の悪い顔が史上最高にかっこいいこと、今年のSnow Manのこと

4月21日夜の部の滝沢歌舞伎を観劇してきました。

京本政樹さんこと京様がご観劇。客席にいる金色オーラ全開のお父様を目の前に、ややウケのギャグを全力でやりきった、京本大我君は本日も通常営業。

今日のギャグはおまるちゃんの脱毛した腕に指二本をおいて「とことこ」そこから「どーん」と地面に体ごと着地。書いててポカーンとしますが、観ててもポカーンとします。お茶目系男子のなにがすごいって、毎回、毎回新しいネタをちゃんと用意しているところ。とりあえずやってみる。もうサバンナ八木さんなみのチャレンジャーなのです。今後も大我君のギャグで心に小さなあかりをともしていきたいです。

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滝沢歌舞伎は落下物が多いですね。これはMASK DANCE で三宅健君が椅子に座りながら踊るときに降ってくる「羽」です。センターに健君の椅子ダンスが入ることで、昨年までのMASK DANCEから強烈に耽美の色合いを強めて、これぞMASK DANCEの決定版だといえるワンシーンになっています。

 

11年目は完璧だった昨年をどう超えるかというところが見どころですが、変わったところといえばSnow Manは大きく変わりました。

 

バカ殿、悪いやつ、女装。期待の大きいSnow Manが期待を上回る成果を出し始めている

今年の佐久間大介君はなんと言ってもバカ殿です。鼠小僧の時に押し入られる金持ちのお屋敷のバカ殿ですが、あのバカっぽい、いやバカそのものの(←褒めてるよ)の面白さ。みんなが安心して心の中で突っ込めるバカ(←褒めてるよ)は天性のものですね。踊りでは魅せて惹きつけて忘れられない感じにさせてくれるのに、このバカっぷり(←褒めてますよ)。これからはコントの要として活躍が期待できそう。天真爛漫な笑いでいうとABC-Zの塚田遼一君に似てるかな。

今年の岩本照君はなんといっても「悪い顔」。4剣士では健君に変わってフライングを岩本君が担当しています。岩本君の役割が単なる一兵士から、軍のリーダーに昇格することで、タッキーの直接的な”敵”に位置付けられています。殺陣のシーンなのでセリフはなく、その身のこなしと表情だけで物語が語られます。岩本君のその表情。タッキーを鼻で笑うあの表情は岩本君しかできません。タッキーに対抗できる悪い顔力。もともと悪い顔がかっこよかった岩本君ですが、今年の悪い顔はチンピラとか下っ端じゃななくてプレミアムバージョン、格の高い悪顔、敵キャラのテッペンの顔になっています。お兄ちゃんガチャのケンさんって無言のかっこよさが存分に出ていて、岩本君の当たり役ですが、4剣士も岩本君の代表作に間違いなくなりますね。

そしてなによりも今年の驚きは深澤辰哉君です。鼠小僧のおまるちゃんという茶屋の娘役で登場しています。過去の滝沢歌舞伎を思い返してみてもJr.が女装で出るっていうのはなかったと思います。でもね、女装って出落ちっていうか、出てきた瞬間が一番、面白くなっちゃってあとは尻すぼみになりがちなんですよね。タッキーは深澤君にチャンスを与えたと思う。一番面白い役をあげる。でもそれは賭けでもある。出た瞬間が一番面白くなってしまって、あとの印象が残らない可能性もある。2014年の深澤君だったらもしかして女装の役は出落ちの可能性があったかもしれない。しかし!今年の深澤君はそうじゃなかった。舞台を通して、出演者の動きをみながら、細かく突っ込んでいる!あ、誰か今突っ込み入れたなって思ったら、たいてい深澤君。毎日変わるアドリブも逃さず、舞台全体を盛り上げようとしています。

そして屋根の上の鼠小僧とおまるちゃんのシーンは日々見直され、完成度の高いコントに成長中。なによりもそんなシーンをタッキーが楽しんでいるようです。昨日はおまるちゃんを引き上げるところで、後ろ向けとタッキーが指示をして、後ろ向きのまま引き上げられつつジャンプする瞬間に「グリコ」と呼んで笑いを取っていました。絶妙にグリコに似ている!

 

2014年、タッキーが千穐楽でSnow Manにあてた手紙の中でこんなふうに書いています。「最初はこの子たち大丈夫かな、気持ちが伝わるかなとか、頭を抱えた時期も正直ありました。今でも頼りない部分もあるとあえて今はいいたいと思う。それはもっともっとSnow Manとしておおきくなってもらいたいからです。この間、Snow Manのあるメンバーがステージ上でこんなことを言っていました。”俺たちはJr.のトップになる” 俺はその時、胸が痛くなりました。思い切り怒ってやろうかと思いました。ここ数年、どうやったらSnow Manが大きく見えるか、どうやったらいいグループになるかを考えてきました。お前たちの今の目標がJr.のトップ。俺は違うと思う。今目標にすべきことはデビューして本物Snow Manになることが目標だと思う。」

 

 

あれからSnow Manは滝沢歌舞伎の10周年や他の舞台を経て、Jr.の中で注目の高いグループの一つになり、ことあるごとに「デビュー」を口にし続けています。そして今年の滝沢歌舞伎でSnow Manは、タッキーからもらったチャンスを着実に活かして、グループも滝沢歌舞伎という舞台そのものも輝かせています。今年の千穐楽にタッキーはSnow Manを観てどう思うのだろうか。それは2014年とは全く違うものになっているだろう、それが楽しみなSnow Manです。

 

Believe

 

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