J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

関西ジャニーズJr.の目指せドリームステージ!― アイドルとは?を向井康二君がかっこよく教えてくれること。大西流星君がとにかくかわいいこと。

GWの間の平日。滝沢歌舞伎も少しお休み中なので『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ』に行ってきました。前回の『忍ジャニ参上!』が結構短期間で終わってしまったので、あせって行ったにも関わらず、映画館はお客さんでいっぱい。関ジュすごいぞ。観客が98%位が女性でしたね。ほぼジャニーズファンとみて間違いありません。こういう観客と観る映画って本当にツボが同じで面白いものです。

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 予告編を観る時点で、EXILEの『HIGH & LOW』の時にはおしゃべりをしていてかなり騒がしかった会場が中山優馬君の『ホーンテッド・キャンパス』になったら静かになった!いいね!この人たち完全にジャニヲタじゃん!この先少しネタバレ部分があるのでまだご覧になってない方は注意してご覧くださいね。

 

 太秦ご当地アイドル小姓ズは存続するのか?

京都、太秦撮影所のご当地アイドル「小姓ズ」は結成5年。新メンバーである水上風太(西畑大吾)を迎えたところだったが、市の助成金を打ち切られて解散の危機に追い込まれていた。新メンバーである風太の目にも売れない理由はすぐわかる。ライブでグダグタなトークを続けるだけ。お客さんはちらっと見て帰っていってしまう。ミュージカルスターを目指して脱退した、元メンバーの成瀬満(中山優馬)は「あかんで、こんなところにいたら。」と真剣な顔で風太にアドバイスする始末。その一方、マネージャーの橋口武彦(室龍太)は上層部にかけあって、5周年ライブで会場が満員になったらグループを存続できるように約束を取り付けた。お客さんを呼ぶアイデアを考える5人。日常生活を歌って踊る「とりあえずなミュージカル」を考えた5人は報道関係者の訪問日にゲリラ的に披露をし、タウン誌の目に留まる。タウン誌に小姓ズが掲載されるとお客さんは激増!!!小柳翔吉(向井康二)はメンバーに呼び掛けてもっと完成度の高い舞台を目指そうと呼びかけるも、メンバーは忙しくて、練習に時間をかけない。次第に観客は離れていき、あせりを感じた小柳はメンバーと激しくぶつかる。5周年ライブは成功するのだろうか?そして小姓ズは存続するのだろうか?

 

この映画には大きく分けて二つの要素が大きな柱にあると思います。

ひとつは「アイドルってなに?」ということ

もう一つは「ファンってなに?」ということ。

 

 アイドルは飽きられる怖さを知っている

アイドルのイメージを西畑君はこう語ります「女の子にキャーキャー言われて、ローラースケートとかやっているやつや」そう一般的にはこうなんです。アイドルのイメージって。ちなみにローラースケートのイメージ映像の西畑君はかわいいです。もちろんアイドル全部が全部キャーキャー言われるわけではないんですよね。顔?いやそれももちろんベースにはあるんですけど、もう一つ、女の子が(女の子過ぎた人もいますので女性全般は)キャーキャーいうのには理由があります。

 

たとえば、心に引っかかるなにかがあるとして、一度アイドルを見に行くことはあります。問題は二回目。二回目行きたくなるか?というところが問題です。タウン誌で取り上げられた小姓ズを物珍しくて一回は観に行きます。果たして、お客さんはトークの内容を、パフォーマンスの内容を「また観たい」と思えるか。答えはネット掲示板にありました「一回で充分」。焦るのはメンバーの小柳、向井康二君です。「飽きられないように、練習しようや」とみんなに呼び掛けます。

 

ジーコはこの物語の中でアイドルのあり方を体現しています。ジーコは脱退していった成瀬、中山優馬君がいかに努力してミュージカルスターの道を歩いているのかを観ています。そしてその努力の先にある素晴らしい舞台も観ている。そういう努力なくして、女の子はキャーキャーしないということを実感しているのがジーコの役柄です。

稽古をしようとしない西畑君に「失敗するのが怖いんだ。俺はアイドルになるためなら、全てを捨てられる」というジーコ。そうです。アイドルは稽古をすれば、すべての人がなれるわけでもありません。人気が出ないで辞めていく人もいる。だからこそ成功した人の輝きが強いのです。そのために差し出すものも大きい。ジーコはアイドルになるために大きな犠牲を払います。頑張れるのはアイドルになりたいと強く願うからなのです。だんだん変わっていくジーコの表情にも注目を。今回の役、アイドルを背負う大役ですよ。

 

「あなたいいセンスしているわ!」強火ヲタの強さ

そして、ファンとはなにか?

今回映画館で見てよかったなと思うのは、ヲタあるあるをヲタのみんなで笑ってみられること。小姓ズのライブではグッズ販売のシーンが出てきます。うちわがあるんですよね。欲しいよね。このうちわ。なんで松竹さんはこのうちわを今回グッズ販売しないのだろうと思えるくらい、みんなのビジュアル良いです。

 

一番みんなが劇場で笑っていたのは次郎担(浜中文一担当)のあかりさん。毎回最前列で最高のおしゃれをして手作りうちわを振っているあかりさん。あかりさんは毎回グッズを買っているのですが、突然人気が出て、次郎さんのグッズが目の前で売り切れになった時、買ってくれたファンに「あなたいいセンスしているわ!」と大喜びします。そして舞台では全身全霊をこめて応援します。デフォルメしているようですが、強火ヲタの基本がここにあります(同担拒否とか実際にはあると思うけど)後半に小姓ズにある出来事が起こり、もうだめだというときに、次郎さんのやる気に火をつけることを、陰ながらあかりさんはしています。どんな時も無条件に応援する原理主義強火ヲタの姿がそこにはあります。

 

とはいえ、一般的にはファンは移ろいやすいものです。先ほどのネットの掲示板の例もありますけれど、一度好きになっても「もう一回観たい」と思う力を持つのは容易なことではなりません。その代わり、心を奪われてしまったらそこからは離れられないものがアイドルにはある。ラストシーンでは、努力して、頑張ったアイドルがこの映画の流れからは考えられない華やかな舞台を見せてくれます。これを観て、もう一回この舞台を観たいと思いますか?とファンに問いかけています。

答えはYES!!!!

ラストの舞台を何回もリピートしてみたい。小姓ズを超えて、頑張る姿は関ジュに重ねられます。

 

「み~んながわれらのお殿様。お仕えいたす!」が可愛すぎる

最後に、ここが小ネタの見所

No.1とにかく大西流星君がかわいい!

当然といえば当然だが、大西流星君がかわいい。

  • 「み~んながわれらのお殿様。お仕えいたす!」からの決めポーズの流星君
  • 二宮金次郎の格好をした流星君
  • 文ちゃんと一緒に報道関係者に「粗茶でーす。粗茶でーす。七割は粗茶で、三割も粗茶でーす」って言っている流星君。文ちゃんとの共同作業もほほえましい。

 

No. Funky8もがんばってるよ

  • 優馬君のミュージカルの映像のバックダンサーに林真鳥君と末澤誠也君を発見。他にもいたかも(浅田君、今江君いたかな?)。映像二回ぐらい出てくるので、結果的に印象に残る。
  • 銭湯の番台に立つ草間リチャード敬太君色々おいしい。飲み物がコーヒー牛乳笑えた。エンドクレジットまでちゃんと観てね!
  • 高校時代の友人に藤原丈一郎君と大橋和也君。丈一郎君こういうちょっとひねた役やるのうまいですね

 

No.3小姓ズの決めポーズは絶対ABC-Zから影響を受けている

これは個人解釈ですが、「小姓ズです!」っていうときの五人のフォーメーションがABC-Zのファイブスターに酷似しております。あれ?気のせい?すいません。。。。

 

あともう一つ言いたい!ラストのところで福本大晴君が一回抜かれてた!次回は作品中にも出てほしいよ。

 

この作品は関ジュ担に囲まれながら「かわい~」とか「かっこいい~」とかいいながら観るのが正しい鑑賞法です。劇場で観るのがおすすめです。

 

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