J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

中山優馬君主演「それいゆ」東京初日-この世のものとは思えない中山優馬君の白スーツの佇まいのこと。ふぉ~ゆ~辰巳雄大君があいさつでカミカミだったこと。

中山優馬君主演の「それいゆ」の東京公演が始まりました。戦中戦後の動乱期に「美しい」もので生活を豊かにすることを提案していた、イラストレーターであり。編集者であった中原淳一の半生を描く物語です。

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1940年、戦争は日増しに激しくなっていく中で、淳一(中山優馬)が挿絵を描く雑誌『少女の友』は、多くの少女たちに夢と希望を与えるバイブルとなっていた。歌を歌っているところを淳一に声をかけられた、まいこ(桜井日奈子)は声楽を学ぶ友達(ジョンテ)を連れて、淳一のアトリエを訪ねた。いちご、英語の言葉、白いスーツ…彼のアトリエは、戦時中とは思えない、美しいものであふれていた。世間では禁止されている、心を浮き立たせるようなものがここにはすべてあった。外では歌を歌えないけれど、ここでは歌を歌うことができる!夢のような空間であった。

ある日、『少女の友』編集長の山嵜(佐戸井けん太)は、当局からの指導をうけてモンペ姿の少女の挿絵を描くようにと持ちかける。淳一はあっさりと「モンペを書かなければならないなら、辞めます」と言って、専属イラストレーターの職を降りる。戦争が終わって、激動の時代、『美しく生きる』という信念を抱きながら活動を続ける淳一。舞台衣装やミュージカルなど新しいことに挑戦を続ける淳一は、時流に乗りながら、本当の、絶対的な美しさというものを造形しようとしていた。その間にも聞こえてくる、内なる声に悩まされながら、絶対的な美しさに淳一はたどり着けるのか。

 

なによりも白スーツの異次元感
なによりも印象に残るのが中山優馬君の白スーツ姿。美しさとはなんぞやという話をする中で、説得力があるのが、この白スーツなのです。戦時中、国民服を着せられている灰色の世界の中で、絶対的に美しい白いスーツを着ている優馬君のたたずまいに目を奪われます。もはや現実を生きてる感じがしない、超絶別次元の優馬君。優馬君ってもともと、異次元感のある人ですが、今回は特に「この世のものじゃない、美しいという異次元の人」がはまってます。何回か衣装チェンジをしていますが、すべて優馬君の衣装は白。前半は戦時中の国民服のなかに一人白スーツ、そして後半は動乱期、色の洪水の中で一人白スーツ。世の中がどんな時代でも、自分の絶対的に美しいものを貫いている淳一の姿勢が優馬君の白スーツに集約されています。優馬君の心浮き立つ白スーツ必見です。

 

夢でつながる滝沢歌舞伎とそれいゆ
どんなに暗い時代にあっても、夢を見ることを忘れてはいけない、そのための原動力として「美しいもの」があるのだと語る淳一の言葉。「夢」というセリフに異常に敏感になっていました。なぜだ?なぜだ?とずっと思っていたのですが、そういうことかと一人納得。滝沢歌舞伎の中で、鼠小僧次郎吉さんが「腹がいっぱいにならなきゃ夢も見られない」というセリフありましたよね。鼠小僧もそれいゆも、夢は生きる原動力になるということが一つのテーマになっています。夢があればどんなに苦しい時でも、絶望しない、明日を想像することができる。そういうメッセージがジャニーズの舞台を通じてつながっていきます。

 

カミカミの辰巳君は20年選手。
東京初日につき、出演者から挨拶がありました。
まいこに付きまとうゴミさんの弟子役の山崎雄介さんはムード―メーカで優馬君も仲が良いらしく

優馬:ザキヤマ!
山崎:山崎や!ブルーマンにご来場頂きありがとうございます

山崎さんが喋ってる間、自然に下手の山崎さんに寄ってしまうという優馬君。中原淳一から通常のかわいい優馬君に戻っていく瞬間を観ました。

 

そして注目のふぉ~ゆ~辰巳君のあいさつ。
辰巳:どうも!桜井にょ…役を演じっ…
優馬:ちょっと!20年選手!
辰巳:ジャニーズもうすぐ20年になります。20年間先輩方に甘やかされて来たので、これからは優馬に甘えたいと思います。
噛んでるよ。たっつん、かんじゃってるよ。優馬君って甘えさせてくれそうだよね。主演舞台もこれで2回目となり、優馬君の座長感もかなり板についています。

 

東京公演突っ走ってください。

 

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