J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

『ジャニーズ・フューチャー・ワールド from 帝劇 to 博多座』 Mr.King vs. Prince vs. 関西ジャニーズJr.だめ!絶対!戦争のジグイワの反戦メッセージ

行ってまいりました、博多座。福岡は一月のジャニストぶりでしたが、いいところですね。そしてここでジャニーさん渾身のジャニーズワールド公演中です。帝劇から博多座へ。どんなメッセージがこめられているのでしょう。今回もネタバレ全開でいかせていただきますのでご注意ください。それにしてもポスターパンフレット、見づらいけど、内容は素晴らしいので購入をお勧めします。

 

 

 

物語はプロデューサー(内博貴)の劇場から始まる。フライングなどの大仕掛け、危険なセットの中、けがをしかねない状況で、紫躍たちはショーを続けていた。もう中断かと思う瞬間でもプロデューサーは「ショーを続けろ!Show must go on」と言い放つ。狂気のプロデューサーにつきあうことはできないという紫耀やメンバーたちは真実を知るために一年を旅することとなる。春、美しい日本の風景。華やかなショーが続いていると思った矢先に、タイタニックやヒンデンブルグ号といった多くの人命が奪われる悲惨な事故が舞台の上で行われていく。そして、戦争。兵士でもない人たちが、がれきに挟まれて死んでいき、兵士たちもまた、若い命を散らせていく。悲惨な事故や戦争ばかりを見せられた紫耀たちは「それでも戦争のあとに復興があったじゃないか」と反論する。復興―人には悲惨な出来事があってもそれを回復させる力がある。災害の起こった九州でもパフォーマンスをしてがんばっている仲間たちがいる。九州男児新鮮組をはじめとするダンスパフォーマンスが始まる。見事なパフォーマンスののち、大きな災害が起こり、紫耀たちは宇宙に投げ出されてしまう。

 

そして宇宙。(唐突!)宇宙で紫耀たちは時の旅人(向井康二、室龍太、藤原丈一郎、草間リチャード敬太、大橋和也、増田良)と出逢う。宇宙に住む彼らは自分の住む星を捨て飛行船に乗って地球に行こうとしていた。しかし乗船定員は限られており、紫耀たちを乗せることはできないという。「自分たちの星を捨てるのか?」と問う紫耀たち。「お前たちだって地球を捨てたじゃないか」。戦争や事故で瀕死の状態になってしまった地球。その地球に未来はないように思えた。ショーを続けられないと思えていた。そんな時に老人が紫耀に50年後の手紙を手渡す。50年後の地球はどうなっているんだろう。変えられる未来に気づく紫耀。老人はプロデューサーだった。「エンターテインメントの世界で花開くことを願い、お前にショウ(SHOW)と名付けたんだ」プロデューサーは犠牲を払い(ここがなぜ?と思ったけど)、紫耀たちは地球に帰ることができるのだった。

 

ブレないジャニーさんのワールド

基本的な流れは、ジャニワと変わりませんね。

前半に1年をたどって見せていき、後半で13か月(1年のその先)という流れです。「過去は経験、現在は現実、未来は謎」という言葉に込められた、未来という謎を解き明かす構成になっていいます。もともと、過去があって未来につながっているんだというメッセージも変わっていません。ジャニーさんが伝えたいメッセージはブレずに一貫していて、「ショーが楽しめる平和な世の中の尊さ」であり、これは『少年たち』のメッセージでもあります。『少年たち』と共通に使われる曲がこちら

 

 

「君の瞳恋している」

「闇を突き抜けて」

 

 

ショーをズドンと魅せてくれる「君の瞳に恋している」と若者の対立曲「闇を突き抜けて」。

ショーを魅せることと、若者らしいエネルギーを見せること。そういう世界を描き続けるジャニーさんです。ブレない。ジャニーさんの気持ちの芯はここにあるのでしょうね。

「闇突き」は皆さんも書かれていましたが、半裸になりません。曲流れた時点で構えた方も多かろうこの曲、なぜ半裸にしなかったのだろうか。

 

しかし最後はハイハイで〆るというところはジャニーさんの心意気。結果的に本人たち不在でありながら(幕間抜けることはできても、さすが福岡には飛べない)めっちゃハイハイ感が後味として残りました、それでこそジャニーズワールド。

 

 

紫耀君と九州男児新鮮組のめぐり合わせ

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今回は大きなテーマとして“九州復興”があります。九州新選組とMJ BOYZ 、FUD RAKKといった九州のダンスユニットがサポートメンバーとして参加しています。九州男児新鮮組さんが加入したことで、EXILE感というか、男っぽさが投入されています。九州男児新鮮組さんは「福岡出身のメンバーを中心に小学生から高校生20名で構成されるブレイクダンスチーム」だそうで、九州男児新鮮組は目の覚めるようなキレキレのブレイクダンスを魅せてくれました。なんと紫耀くんも

 

ちなみに博多座で共演するダンスチーム・九州男児新鮮組のことは、昔から知っていて。小さいころに参加してたダンスの発表会で、何度か一緒になってるんですよ。(ダンススクエア Vol 15)

 

紫耀君こんなところで再会とは。なんというめぐり合わせ。

内君とともにオープニングでつるされる(もといフライングする)溝上禮生(ミゾカミライキ)君が全編通して気になりました。ジャニーさん気に入りそうですよね。九州男児新鮮組といえばもう一つ、小さい子の両手足をもってぐるぐる回す技。。。私の中では「林蓮音君の技」と思っている、この技を、二人同時にやっていました(上と下で展開)。九州男児の林蓮音達。。。しかもその回し方が高速で尋常じゃないのです。あれ脱臼しないのかな。4つの関節が心配にもなってきます。千穐楽まで頑張って欲しいです。

 

関西ジュの爪痕がバリバリ残っています

今回、注目は関西ジャニーズJr.です。ジーコ、るーた、丈君、リチャ、大橋君のメンバー。パンフレットを見ると、西畑大吾君、大西流星君、浜中文一君、小島君、赤名君、正門君、高橋恭平君、道枝君、長尾君は大阪から入るようです。福岡公演の注目はジーコ。今回は紫耀君の座長に対して西の座長感があります。関ジュのリーダー的でもあり、東京メンバーに対する時には常にトップに出てきます。Mr.King結成してから、関ジュの中心ではありましたが、ここまでしっかりと西座長感が出てきたのは初めて。大ちゃんや流星、文ちゃんがいないということはあると思います。見どころは関ジュの裏切らないダンスと

 

なんと言っても漫才

です。しかも5人で漫才だよ。新しい。吉本でも5人漫才ってやってないですよね。知らんけど。そして、5人漫才やるんだったら、やっぱりツッコミは、“るーた”だよね。五人になって、ボケがどんどん広がってるけど、ちゃんと突っ込んでました。ネタは「幼稚園児」。幼稚園児ネタは関ジュのテッパンねたですね。みんなで日本昔話しましょうというところでの桃太郎。大橋君のキジが、噛みまくり、鬼のリチャが完璧すぎます。

 

今回は東京(地球人)vs.関西(時の旅人)という見せ方をしておいて、最終的には仲良くまとまるという構図。対立の中での関ジュは気合が入っていて、どんなシーンでも力を抜かない、爪痕残そうというパワーが感じられます。大阪ホームでどうなるかが、今から楽しみです。

 

Princeの見所ピックアップ

東京組、Princeが一幕悲劇で見どころ満載です。

  1. 三等船室が似合う岸君
    前回のジャニワでは永瀬廉君が演じてた、弟思いの三等船室の乗客を岸君が演じます。なんというか、これほどまでに三等船室が似合うジャニーズ他にいないくらいに三等船室が似合う←褒めてます。ディカプリオ(タイタニック)を日本でやるなら岸君にやらせたい。
  2. 長台詞をいう記者の神宮寺君
    前回ジャニワでは塚ちゃんがやってましたかね?ヒンデンブルグ号の惨劇を克明に伝える記者の長台詞の回し方が秀逸。最後まできっちりとレポしております、そしてそれを撮るカメラマンがリチャ。リチャのカメラマンの収まり具合が緊迫した雰囲気の中で、緩和剤になっています。(←ごめんリチャ、若干出落ちの面白さでした)
  3. 悲劇のつらさを倍増の岩橋君
    前回ジャニワで五関君が演じた、タイタニック号のスターダンサーを岩橋君が。ごっちに比べて、岩橋君のダンサーはかわいらしい。そんなキュートなダンサーが乗客のために沈みながら踊っていく様は悲劇を倍増させます。「ありがとう良い曲だ、魂がやすらぐ」スターダンサーのこのセリフに観客の魂がやすらぎます。
  4. だめ!絶対!戦争のジグイワ
    特攻隊のいわちのかわいさを見ると絶対戦争しちゃいけないと思う。これこそが反戦メッセージ。そして硫黄島?で米兵に囲まれる神宮寺君みても戦争しちゃいけないと思う。戦争ダメの強烈メッセージ、それこそがジグイワ。ちなみに米兵は丈君とリチャ。(ごめん、リチャ、やっぱり出落ちだわ。。。)

 

 

最後の個人的独り言

  • Princeは『Prince Princess』がかわいかった。プリンス感高まる
  • 森継君と目黒君でフッキング係になっていたのが個人的に胸アツ。森継君のトントンいいね。
  • 関ジュのるーたが旗ダンスでセンターになるとこも胸アツでした、西の副座長だよね。

 

来月は大阪でもフューチャーワールドですね。どんな変化があるのか、関ジュのホーム公演も楽しみです。

 

 

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