屋良君の『THE CIRCUS!-エピソード2 Separation-』が発表になりましたね。なんと今度はレギュラーメンバーであるこっしーに加え、寺西君も出演するそうです。どんどんJr.メンバーを増やして欲しいものです(宇宙sixも入るといいな。ボソッ)。そんな大忙し屋良君の総合プロデュースによる「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」の東京千穐楽。品川プリンスホテル クラブ eXをひとつのディスコにするという屋良君の壮大な試みに会場は熱く盛りあがっていました。ネタバレ含みますので、まだご覧になってない方はご注意ください。
- 「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」あらすじ
- ここまで来た。総合プロデューサー屋良君の高み
- 浜中文ちゃんはやっぱり屋良君の最愛のパートナーであること
- リチャも航気も軽く予想を超えたはまり方
- 本日は東京千穐楽につき、ダブルアンコールと千穐楽挨拶がありました。
- 本日の独り言
- 作品データ
「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」あらすじ
今回はほぼあらすじありません。1970年代から1990年代のディスコシーンをナビゲーターの屋良君とめぐります。「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」のバンダナを左手に巻いて屋良君のいう方向に手をかざせば、時代をさかのぼり、最も熱いディスコに到着です。
- 1970年ヤラ・トラボルタ登場のサタディーナイトフィーバー
- 1980年オールドスクールストリートダンス
- MC浜~の登場する1990年
なんと言ってもこのディスコを熱くするのは観客。観客が音楽に身をゆだね、熱気が渦巻いてこのディスコが完成されます。
ここまで来た。総合プロデューサー屋良君の高み
マイケルジャクソンの振付師、トラビス・ペインの振り付け助手を務め、様々なジャニーズコンサート、舞台のコリオグラファーとして活躍し続ける屋良君が、満を持しての総合プロデュースをした作品がこの「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」。時代をさかのぼりディスコ音楽のルーツを探り、その時代を感じさせるオリジナル曲を観客と共有しながら屋良君のディスコを作るというコンセプトです。
その時代の曲をそのまま使用することもできたはずで、ある意味、そっちのほうが、一部のお客さんには熱狂的に受け入れられるかもしれないけれど、屋良君はこのカタログミュージカルのような手法はとっていません。あくまで、その時代の空気や音の特徴を取り込んでオリジナル曲として再構築するという、まことに手間のかかる作業をしています。だからこそ、その時代を知る人も知らない人も、屋良君が手がけたオリジナル曲で一斉に盛り上がれる。時代を音楽で説明し、なおかつそれで熱狂できるというすごいことを総合プロデューサー屋良君はやってのけたのです。
前にふぉ~ゆ~がGACHIを「俺たちのプレゾン」と表現しましたが、屋良君にとってのプレゾンはこの「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」なのではないかと思われます。屋良君の信じる音楽とダンスのルーツをとことんまで追求して、屋良君版ソング&ダンスにする。その追求はまだまだ続くと思われます。千穐楽、「また戻ってくるぞ~言ったもん勝ちだ」と宣言した屋良君。そうこの壮大なコンセプトは始まったばかりなのです。
浜中文ちゃんはやっぱり屋良君の最愛のパートナーであること
『Endless SHOCK』でともゆきを支えたのは文ちゃんでした。周りが光一君をサポートする中、本当のともゆきの気持ちを分かって寄り添っていたのは文ちゃんでした。そして「THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE」で誰よりもともゆきに寄り添っているのも文ちゃんでした。
「屋良君の気持ちがわかる相棒として」真面目な屋良君を躊躇なく突っ込めるのはカンパニーの中でも文ちゃんただ一人でしょう。「文ちゃんにはクラウン的な役割を」と屋良君が言うように、道化として、黒い気持ちで観客を笑わせるのと同時に、その時代を象徴する格好で、時代を説明する役割も担っています。頭から尻尾まで、つっこみまくる文ちゃん。全体に目端をきかせて、常に盛り上がるチャンスを狙っています。千穐楽には文ちゃんのおじいさまがいらしていて、ノリノリの舞台の片隅で地蔵のようにかたまっているおじいちゃんをみて笑ってしまったという文ちゃん。人のよさも出ちゃってます。
個人的にはMC浜ぁのところで歌う『浜中in the わーるど』の中でNEWSの加藤シゲアキ君と地元が一緒で小さい時は俺の方がモテたという小ネタをはさむ文ちゃんがお気に入り。文ちゃんの立ち位置確立されてます。サンキューチャンカパーナ、サンキューチュムチュムってシゲのことディスっているようでシゲにとってむしろおいしい仕上がり。
リチャも航気も軽く予想を超えたはまり方
今回の予想外GUYSはリチャと前田航気君です。リチャに関してはFUNKY8のダンスの実力は存じているも、その予想を大きく上まった身体能力の高さに驚かされました。アフロアメリカンのしなやかさが内部から、魂から組み込まれているのが見て取れました(京都出身だけど)。加えてサックスの腕前。今後どこかでまだ披露してくれるといいな。
前田航気君のダンスと言えば、滝沢歌舞伎かジャニーズアイランドで観た記憶しか残っていなかったのですが、リチャのしなやかさに対抗して航気君は表情の豊かさが印象的でした。こういう表現力、舞台で活かせるといいな~(滝沢歌舞伎で黒子をやったJr.には特別がんばって欲しい←黒子担)
本日は東京千穐楽につき、ダブルアンコールと千穐楽挨拶がありました。
音楽監督のm.c.A・Tさんが登場。
アンコールは『Bomb A Head!』
ダブルアンコールは『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』
千穐楽挨拶ハイライト
DJ U-ICHI
予想を超えるディスコ空間を屋良君が作ってくれました。屋良プロデューサーのビジョンがはっきりしていて、みんなが違和感なく『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』の世界に入り込めました
リチャ
今回少人数で怖い人ばっかりだったらどうしようと思っていたんですけど、みんな優しくて熱気がすごくて全力でパフォーマンスすることができました。ありがとうございました。
前田航気君
ラップで挨拶をしてくれましたが、途中で噛む。
俺はフリーランス(←無所属ってこと?!)
次世代の櫻井翔(←ここで盛り上がる)
のところだけ確認しました。現場からは以上です。
屋良君
最後にスペシャルパフォーマーのBlue Print, Waffleを呼んで、挨拶。
振り付け助手をしていた前ちゃんへの屋良君の感謝。前ちゃんからは「屋良君は一番つかれているはずなのに、一番楽しそうでした」とコメント。スペシャルパフォーマーたちを気遣う屋良プロデューサー。
本日の独り言
- 70年代のディスコで掃除をする、リチャのチューリップハットが似合いすぎていました。全体的にサイケな衣装が似合うリチャですが、なんかもう、地毛ですか?って聞きたくなるくらいにチューリップハットが似合っていました。
- 本日、Travis Japanのちゃかちゃんとしめちゃんが見学に来ていました。お客さんを舞台にあげるところで、リチャがしめちゃかを呼んで舞台にあげ、舞台上で踊りました。アンコールでもノリノリでアンコールをコールする二人。かわいすぎる。
作品データ
タイトル |
THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE |
製作年 |
2018年 |
公演期間・会場 |
2018年2月24日(土)~3月2日(金) 東京都 品川プリンスホテル クラブeX 2018年3月10日(土)・11日(日) 大阪府 サンケイホールブリーゼ |
上演時間 |
約1時間45分 |
総合プロデュース・演出・振付 |
屋良朝幸 |
音楽監督 |
m.c.A・T |
出演 |
屋良朝幸 浜中文一 いつか DJ U-ICHI(HOME MADE 家族) 草間リチャード敬太(関西ジャニーズJr.) 前田航気(ジャニーズJr.) AKO(OH GIRL!)、NANAKO(OH GIRL!) |