J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

滝沢歌舞伎レポート②-8年目を迎える林翔太君がとにかく想像を超えていたこと。They武道のこと

4月19日夜の滝沢歌舞伎を観劇してきました。V6の森田剛君が観劇しているということで、出演者が浮足立っており、新橋演舞場では森田剛祭が開催されました。

  • 化粧シーンで、タッキーが森田剛君の観劇にふれ、三宅健君が剛君に照れくさそうに「観にきてくれてありがとう」とシンプルな感謝の言葉を述べたり。
  • 鼠小僧の暗闇シーンではタッキーが誰だと問われて「キムタクだよ」というとこ
    ろを「森田剛だよ」と言ったり。
  • 健君の楽屋に入りびたりの佐久間大介君が鼠小僧のバカ殿を演じている際に「森田剛君の視線が怖い」と言ったり。

森田剛君をご神体に盛り上がっております。

 

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 鼠小僧の劇中に出てくるタッキーと健君がいたとされる”もりた座”に関してですが、”森田座”ではなく”守田座”と表記され、森田剛君の観劇に合わせたものではなく、本当に江戸にあった劇場です。でも二人がいたのがもりた座という設定なんて、なんと粋なんでしょう。

 

前回は新加入メンバーについて話をしたので、今回は8年間連続で滝沢歌舞伎に出演している林翔太君についてです。

前回、黒子の際に、優秀なJr.として林君について少しふれましたが、今年の林君は昨年と大きく違います。今まで、They武道のメンバーの一人として、チームを支え続けてきていました。先輩のサポートには欠かせない存在であり、正確な踊りは群舞に美しくとけていて、カンパニーの要であることは異論のないところです。チームの中で輝くJr.というのが昨年までの林君でした。

 

チームの中で輝くJr.から中央で強烈な個性を放つパフォーマーに変貌をとげた林君

しかし今年はThey武道の一員としてではなく林翔太としての出演です。

 

なによりも今回、驚かされたのは「お化け」の一人芝居。ナレーション、みのきち、雪女の三役を一人で演じるのですが、男の恐怖、雪女の強い憎しみの異なった感情が林君の中で激しくぶつかり合い、観客の想像力をかきたて、映像以上に恐ろしさを感じるホラーパフォーマンスに仕上がっていました。

思い返してみると、過去、林君の演技というのは群像劇の一部としてしか観たことがなく、激しい感情をぶつけて、さらけ出してくる林君をみたことはありませんでした。実はホラーパフォーマンスの怖さよりも、「林君てすごい役者だったんじゃん」という衝撃のほうがより強かったのです。

 

歌唱力の高さは以前から知るところではあったけれど、ジェシー君、京本大我君、増田良君といった個性的で歌唱力の高いメンバーの中にいても、聴かせるし、注目を惹きつける存在になっていることに驚愕しました。

 

そして健君のソロ「Maybe」全体ダンス「浮世艶姿桜」の林君の踊りにも、昨年までとは大きな変化がありました。林君はきっちりと群舞をこなす群舞の職人から、表現するアーティストに変わりつつあります。

前回の観劇ではまだ職人として踊っていたように感じましたが、昨日の「Maybe」では佐久間君とシンメになり、佐久間君を意識してか、自由に前に出る踊りに成長中でした。そしてもっと衝撃を受けたのが「浮世艶姿桜」の時の林君。ちょっと悪い男の目になってる!え、もしかして江田ちゃんの耳垢煎じて飲んで、セクシー注入しちゃった???と勘ぐるほどに、あんなに正統派だった林君が色気を増幅させていたのです。なんだか遠くに行ってしまったような気がします。

 

「滝沢君に選ばれて続けて」「8年目の」という林君の口上を聞いて、正直、「江田ちゃんはもうすでに8年、タッキーに選ばれて、滝沢歌舞伎に出てるよ!今年いないけど」という思いで、林君を素直に応援できるのか心配でしたが、昨日の林君を観て、They武道が大きく成長するには林君のように覚悟をもって変わろうとすることでしか成し遂げられないと思うようになりました。それほどまでに林君のパフォーマンスには林君の今できるすべてが、いやそれ以上のものが詰まっていました。本当に鬼気迫るものがあります。またThey武道の三人が集合した時に全然違う次元のパフォーマンスが観られるに違いない。それを楽しみに待ちます。

鼠小僧の大我君と一緒につるむ岡っ引きの林君は通常営業でこれまたほっこりするんですけどね。

これからも滝沢歌舞伎での林君の成長を追い続けます。

 

Believe

 

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