J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

滝沢歌舞伎レポート⑭-つながる続けるタッキーと三宅健君のおいしい関係を予感させる千穐楽のこと。おまるちゃんこと、深澤辰哉君の千穐楽のこと。

ついにこの日が来てしまいました。滝沢歌舞伎の千穐楽。この日は来るのはわかっていますが、やはり今回のようにずっと見続けている舞台が終わりになると寂しさが募ります。同時に千穐楽はその舞台の最大のお祭りの日でもありますので、とことん楽しまなければなりません。今日は千穐楽のタッキーと三宅健君のおいしい関係と二人を取り巻いてきたJr.についてです。

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ドキュメンタリー避けても撮られる鏡越し(健君)

本日の化粧シーンでは今年の滝沢歌舞伎のスタートについてタッキーと三宅健君が語っています。

滝:千秋楽ですね。早いですね~
滝:最初に話したのが11月くらいで、それから稽古入って。2ヶ月あっという間でしたね。それがもう終わってしまうのかと
三:お前はいつもじゃん
滝:そうですけど

中略

健:ずっと舞台袖でみてたよ
滝:ありがとうございます
健:ドキュメントにうつっているよ
滝:今回、DVDを撮影して稽古期間中からメイキング、ドキュメントも撮って。
滝:最初は僕らぎこちなかったですよね。Jr.とも徐々にひとつになっていって
健:なるべく映らないようにしていたから。カメラがきても背中むけたり。そうしたら、鏡越しに撮ってるの

長い付き合いのタッキーと健君でも、稽古の始めはぎごちなかったんですね。ぜひドキュメンタリーでチェックをしなければ。

 

本番が始まり、健君がけがをした時に、まずは舞台に出て説明をしたのはタッキーでした。「健君が怪我をしました。でも本人は出るといっております。足を引きずるなどあるかと思いますが、ご了承ください」と言った時から、タッキーも健君もベストとは言えない状態の中、よりよい舞台になれるようにお互いが試行錯誤を繰り返していました。一緒に舞台を作る同志として、今までの先輩後輩の関係以上の強さを持って舞台に立っているように見えます。

 

浮世艶姿桜でタッキーと健君が一緒につかむ夢

『浮世艶姿桜』の冒頭二人のデュエット部分

薄紅に恋い焦がれ
咲かせてみせましょう今夜

ひらりひらりと舞い落ちて

月に甘くふいに手を伸ばす夢

  

という歌詞の部分の「手を伸ばす夢」という部分の振りで二人が手を重ねてつかむしぐさをします。千穐楽の昨日、お互いの手がふれているのが見えました。今までは重ねていてもふれることはなかった手が触れた瞬間。二人でこれから夢をつかもうとしている瞬間に見えました。

 

 

最後の健君の言葉もタッキーへの感謝。

健君千穐楽あいさつ

滝沢から滝沢歌舞伎の話をいただいて二人で長く話をして、滝沢歌舞伎にでることになったのですが、滝沢に誘ってもらってここに立っていられることをすごく感謝しております。今日いらしているお客様もそうですし、これまでの49回いらしたお客さん、ジャニーズJr.、ここに出演している皆さんとスタッフの方々と出会えたのも滝沢のおかげだと思っています。滝沢は歌舞伎を支えている太い大木なような存在で本当にしっかりしていて、こんなあっぱれな後輩はいないなと思いました。大木のような滝沢の周りをリスのように走り回って自由にやらせてもらって楽しかったです。ありがとうございました。

 

健君のリスという表現がぴったりすぎ。化粧シーンについてこのレポートでも何度も書きましたが、ケンタッキートークは今までの滝沢歌舞伎の中で最も熱量の高いフリートークでした。舞台袖から写真を撮ったり、Jr.を褒めたり、Jr.の本気のダメ出しをしたり、舞台を高めようという二人の姿勢がそのあとの舞台にどんどん反映されていきます。何度も話に出てきた、ケンタッキーデビューが実現したら、きっと新たな化学反応が生まれて、次の滝沢歌舞伎につながってくるかもしれない。二人の関係性はまだまだ滝沢歌舞伎に影響を与えてくれそうな予感をはらんでいます。

 

滝沢歌舞伎とSnow Manと深澤辰哉君の口上。

深澤辰哉君口上

今日は瀧澤君に手紙を書いてきました。

 

滝沢君へ

ちゃんとお仕事をさせていただいたのは4年ぐらい前だったと思います。僕が二十歳になった時、サインボールに電話番号を書いてくれた時、本当にうれしかったです。そこからは滝沢君とお仕事をさせていただく時は常にそばにいさせていただきました。

僕が三郎という大きな役をやらせていただいた時は、毎日のように呼ばれ、ここには書けないぐらい怒られて、泣いてしまったこともありました。

Snow Manというグループは最初はどうしようもないグループでしたが、滝沢君に出会い、本当に少しずつではありますが、形になり、必死に前を向いて進んでいこうとみんな切磋琢磨して、自信をもつことができました。Snow Manという名前を守っていけといってくださった滝沢君、僕たちはちゃんとできていますか?

これからは守るだけではなく、とことん攻めていきます。Snow Manのためなら僕はなんだってやります。

そして第二幕で今回与えていただいたおまるという役をこうして楽まで演じてきましたが、正直最初は、女の人を演じると聞いた時どうすればいいのかと本当に毎日悩みました。その時、滝沢君からおまるという役はお前にしかできない、お前のために作った役だと、そういってくれた時、自分にのっていた、いろいろなおもりがとれ、自身をもってやりきることができました。ありがとうございます。

ファンの皆さん、滝沢君に恩返しをしたいと思います。
モノマネします。(会場笑う)新幹線のトイレの音!

頑張るという精神が当たり前の滝沢君、僕たちも後輩に伝えていけるようにがんばります。

深澤辰哉

 

会場からは、感動の手紙にすすり泣きが聞こえてきて、しんみりモードになりましたが、最後にき「え?モノマネ?!」で一気に明るくなりました。深澤君、今回の公演で本当に腕あげました。ちゃんとおまるちゃんのコントにもつながってます。

 

確実に腕をあげたおまるの千穐楽 

鼠:おまえ、綾瀬はるかににているな(会場:え~)
おまる:いいところに目をつけたわね
鼠:早く上がって来いよ
おまる:(屋根のぼり、お尻さわられて)ヒャー、(胸触られそうになって)ホー、オー、ホー、(途中おっさんの声で)ホー 触るなら触りなさいよ。いや~高いんだね~屋根の上って。やっと二人きりになれたわね。どうする?(ジェシーにやるように)
鼠:なにもしないよ!
おまる:なにもしないの?ちょっとあんた、さっき私がせっかく感動のお手紙を書いた後に、なによ感想、面白かったよ!って。面白くないわよ!

誤解のないようにいうとタッキーが綾瀬はるかに似ているといっていたのは、動きがコミカルということが言いたかったようです。ジェスチャーしていたので。前半の手紙のくだりからタッキーの反応までセリフに入れ込むおまるちゃん、さすがです。

口上は今回指名がありませんでした、自分の思いを自分の言葉で語る口上メンバー。Snow Manメンバーは深澤君の手紙に始まり、佐久間君の狂気をはらんだ健君へのラブレター、阿部ちゃんの滝沢歌舞伎天気予報、だてさまの時代劇に出たいという意気込み、それぞれが自分のスタイルを見つけ出して、表現に変えていっていました。二年前にタッキーから「デビューを目指せ」という手紙をもらって、そこからのSnow Manの意識は高まっていっています。深澤君の「なんだってやる」その覚悟は本心で本物でした。このあとのSnow Manが楽しみです。

来年はどうなるのでしょうか?それはタッキーの千穐楽挨拶にありました。

 
タッキー千穐楽あいさつ

本当にすごい、いい時間でした。笑顔をテーマにやらせていただきましたが、笑顔っていいなと思いましたし滝沢歌舞伎も十年を迎え、新しい年になり、この先を見つめていくといろんな顔を持った滝沢歌舞伎を作っていかなければならないう気持ちも生まれましたので、また皆さんの期待に応えられるような作品を作っていきたいと思います。まず千穐楽を無事にむかえられることを本当にうれしく思っています。皆さんのおかげだと思っています。ありがとうございました。そして来年の4月5月、正式に決まりましたので、また改めてお知らせします。

来年をまた楽しみに、出演者のみんながそれまでに大きくなって、いい舞台を見せてくれるように待ってます。 

林君、健君、だてさま、後藤犬みんなありがとう!

最後に本当に今年最後の滝沢歌舞伎千穐楽のNo4を少しだけ(3に収まり切れませんでした)

No.1林翔太君千穐楽あいさつ

今回は一幕でお化けのシーンを滝沢君に与えてもらって、今までJr.が一人で一つのシーンをまかされることはなかったと思って、プレッシャーもあったんですけど、滝沢君がすごいアドバイスをくださって、なんとかやりきることができました。事務所にはいるきっかけとなった健君ともこうして共演することができて本当に感謝しています。

林君のお化けは滝沢歌舞伎の新境地を切り開いた演目だと思います。同時に林君の新境地でもありました。この演目で林君を知った人も多いと思います。ぜひ次につながりますように。そしてThey武道の活動にもつながってほしいです(切実)
 

No2.鼠小僧、きんのすけの屋敷できんのすけをふみつけにする人が、キャストほぼ全員だったこと。
本日はJr.のみんなも盛大にきんのすけをふみつけに!林君が健君を背負って、きんのすけを踏みつけにしている図が今の関係性を表している?!考えすぎですかね?

 

No.3 だてさま千穐楽あいさつからの細かい健君
宮館:僕も皆さんと楽しい時間を過ごせればと思ってステージに立ち続けていました。みなさんの笑顔を見れてとても幸せです。あと、ここでひとつ、健君……(なにごと?と会場ざわめく)台本上ではありますが、ドブネズミやら、いってしまってすみませんでした。
健:大丈夫、毎日、正の字つけてるから
滝:こまけぇぇぇぇ
勇気を振り絞っただてさまと、それを愛情つっこみで返す健君との名場面でした。

 

No4.犬がしゃべることを許可された日

バイオリン後藤犬、千穐楽につき、次郎吉さんにしゃべっていいぞと許可が出される。

「新橋演舞場で四足歩行をこんなにしたのは自分だけだと思います。犬役をやってきたことを誇りに今日も元気に吠える!後藤泰観!わぉぉぉぉぉぉん」最後の最後までいい鳴き声でしたよ、後藤君。

 

来年はどんな新しい滝沢歌舞伎が観られるのでしょう。その前に早くDVDが観たい!!

 

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