J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

ふぉ~ゆ~主演『縁~むかしなじみ~』@シアタークリエ チャラかっこいい越岡裕貴君、熱過ぎる漢松崎祐介君。29歳アイドルの胸の内がさらけ出されること

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アンダースタディに続き、ふぉ~ゆ~舞台もスタートしましたね。アンダースタディは初主演作、そしてふぉ~ゆ~はこれが主演三作目になります。『壊れた恋の羅針盤』、『REPAIR』と、コメディをやらせたら絶品のふぉ~ゆ~たちのコメディがどんな進化を遂げているのでしょうか。ネタバレが含まれますのでご注意ください

 

 

 

物語は4人の中学生が祭りの日に集うところから始まります。野球が大好きな少年大樹(福田悠太)、漁師を目指している健太(松崎祐介)、成績優秀な良毅(辰巳雄大)、女好きだけど公務員になって母を楽させてやりたいという堅実な和也(越岡裕貴)。仲良しの四人はこの日も丘に登って祭りが始まるのを眺めていた。他愛もない会話の中で、毎年ここに集まろうと約束をして、お祭りのクライマックスを迎えるが、その時に祭りの船は燃え、良毅は仲間になにも言わず、家族と夜逃げをする。

それから14年。街はすっかり寂れてしまい、あの大きな祭りはただの盆踊りに変わり、埋め立てをして水族館を作る大規模な開発の波が押し寄せていた。大樹は祖母(草村礼子)の居酒屋「漁火」をつぶさずにギリギリでなんとかやっている。健太は漁師になった。和也は市役所で環境保全課、ごみの係をしながら週末はパチプロとしてパチンコに明け暮れていた。和也は、ある日パチンコ屋で偶然、高校の先輩である土屋(嘉人)に出会い、金の入った包みを渡されるがその包みがもとで、やくざのような連中から追われることとなる。そんな中、デベロッパーの開発担当者として良毅が訪ねてくる。久しぶりの4人の再開だったが、良毅は開発に反対する者たちに開発の説明をするためにやってきたのだった。変わってしまった友達に戸惑いながら、この村の未来のための開発の話をする良毅。この町は本当にすたれていってしまうのだろうか、そして14年前、4人をつなげた祭りも消えてしまうのか?

 

焼けてるね、熱いねザキさんの男っぷりに惚れる

立て続けに主演舞台の決まっているふぉ~ゆ~ですが、三作すべてがハズレなしのコメディの良作です。今回もたっぷり笑って、ちょっと泣かせてくれます。本当にふぉ~ゆ~のあて書きですよね。それぞれの地のキャラクターがそのまま役になっています。中でも注目はザキさんこと松崎君の躍進ですね。ザキさんは今までおいしい役=出オチの役が多かったように思います。前々回は色々な役を、前回は白バイの警官で登場しました。出てくるだけで面白いザキさん。それはそれでいいんだけど、今回はちゃんとボケ役が板についていました。そして気が付いたのです。真剣にボケると人はコメディなのにちゃんと泣けてくるキャラクターになりうるということを。ザキさんは、いつでも手加減なしの全力投球の人で、力が入っているイメージなのですが、今回も全編通して、かなりボルテージが上がっています。単細胞で複雑なことは考えず、空気を読むこともあまりしないけれど、熱い海の漢(おとこ)だからこそ、その優しさは伝わるし、そこが面白いし、そこが泣けるような役柄に仕上がっています。ザキさんの肌の焼け具合もいい感じに仕上がって、海の漢感がアップしています。

 

 

ふぉ~ゆ~の秘密兵器はコッシーのチャラさ?!

そしてもちろん、この最高のボケをうまいこと調理するのは残りの三人。コメディアン俳優としてのキャリアを着実に身に着けているふぉ~ゆ~ですが、今回の間合いの良さは前回を上回る絶妙な間合いでした。ふぉ~ゆ~舞台のすごいところは、スキルの高い周りの俳優さんに負けることなく、アイドルだけど、技量の高い俳優として舞台に立っているところ。中でもコッシーのあのチャラい女好きキャラってどうしてあんなに軽やかに、いい間合いで面白くなれるのか。(←褒めてますよ)ザキさんの暑苦しさとコッシーのチャラさ、ふぉ~ゆ~の宝ですね。(←褒めてますよ)

 

29歳、アイドル業の胸の内。そこにあるエネルギー

そして今回、面白さとともにグッと来たのはこの物語の主人公達が29歳ということ。まさに彼らの置かれた状況そのものです。「このままこの状況に流されて、人生に終わりになるのか?」というのはふぉ~ゆ~達の自問のようにも聞こえます。アイドル事務所の中で、もちろん人気はあるけれど、デビューしていないこの状況をどうとらえて、自分たちの花として、どう咲かせていくのか?それはふぉ~ゆ~の心の内そのものだし、その答えとして最後の踊りを見せてくれることで、ふぉ~ゆ~もそして観客も心から浄化されていきます。ふぉ〜ゆ〜劇団立ち上げないのかな〜。あと何回か観て、もう少しここら辺を掘り下げていきたいと思います。

 

羨ましい女優さんのNo.3

さてさて、今日のNo.3はいいな~この女優さんになりたいです。

 

No.3 ザキさんといい感じの田中れいなちゃん

たっつん、好き好き~と言っておきながら、実は「健太といるのが落ち着く」というれいなちゃんいい子やな~。元モーニング娘。らしい可愛らしくて華があるのに堅実に介護士をやるというところもキュンときます。

 

No.2 酔っぱらって側転する大塚千弘ちゃん

「出たー体操部」と高度に萌えるコッシーがツボのワンシーン。高校時代からほぼ、千弘ちゃんのストーカーだったコッシーが千弘ちゃんに萌えるシーンはいくつかありますが、側転で萌えるのはコッシーの女好きキャラのなせる技。本来気持ち悪いシーンなのにかわいいんです。大塚千広ちゃんの側転の決まり方が体操部らしくきれいでした。

 

No.1 孫だからというおばあちゃん特権の濫用草村礼子さん

最後、祭りの踊りシーン前に、福ちゃんの顔から、胸から触りまくる、おばあちゃんの草村礼子さん。ペタペタペタペタペタペタこの触り方が、とってもかわいいの。こんな孫なら触りまくりたくなるよね。

 

今後また進化する『縁』楽しみです。

 

 

 

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