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5/12 塚田僚一主演『サクラパパオー』-塚ちゃんの、塚ちゃんによる、塚ちゃんのための作品。「ダメだけど愛すべき大人」にぴったりの塚ちゃん。

今週末で滝沢歌舞伎が終わるためソワソワしている中で、A.B.C-Zつかちゃんこと塚田僚一君が座長を務める『サクラパパオー』を観てきました。鈴木聡さんの描く、「ダメだけど愛すべき大人」にぴったりの塚ちゃん。役柄と本人のキャラクターがぴったりと合っていて、気がつけば馬以上に塚ちゃんを応援してしまった『サクラパパオー』レポをお送りします。いつも通り、ネタバレ含みますので、気を付けてご覧ください。

 

 

 

 

『サクラパパオー』あらすじ

スターライト競馬場。夜のレースが始まろうとしている。田原俊夫(塚田僚一)は婚約者である岡部今日子(黒川智花)をつれてデートをしていた。付き合いで2,3度来たことはあるという俊夫だが、行動がどうみてもギャンブラーだ。疑念をいだく今日子にさらに追い打ちをかけるように俊夫に親しげに話しかけてくる謎の女性ヘレン(中島亜梨沙)が現れる。今日子は怒って帰ろうとしているのに、競馬好きの俊夫はヘレンに乗り換えてレースを楽しむことに。しかし恋多き女の大本命は外務省官僚の的場博美(片桐仁)。的場はヘレンとのデートのためにお金を横領し、800万の穴埋めのため一攫千金の大博打にでるところだった。

 

一方、今日子は思い直して、俊夫のところに戻ろうとするも探すことができずに、途中出会った菅原幸子(広岡由里子)から『競馬とは?男とは?』について聞かされる中で競馬に興味をもち、更に今日子は万馬券を当て競馬の楽しさを実感しはじめていた。

 

的場のお金は俊夫らのおかげで順調になくなっていった。絶体絶命。そんな時に、幸子とヘレンの驚くべき関係が明らかになる。的場は無事に大金を手に入れることができるのだろうか?結婚を前に俊夫と今日子の仲はもとにもどるのか?

 

塚ちゃんの、塚ちゃんによる、塚ちゃんのための作品

なんといっても「ばつのわるい」顔が最高かわいい塚ちゃん

先にまず言わなければならないのはキャスティングが最高だということです。
ラッパ屋主催の鈴木聡さんは「ダメな大人の最もチャーミングなところを切り取って最後にホロッとさせる」完成度の高いコメディの名手ですが、この「ダメな人」っていうところに塚ちゃんぴったり合っています。結婚前なのに、彼女ほっぽらかして競馬にうつつをぬかすって一番やっちゃいけないやつだろと思うのですが、塚ちゃんなら、やらかしそうなんです。塚ちゃんは通常、日本で5番以内に入るくらいベストな「ばつのわるい顔」をしてくれますが(A.B.C-ZのDVDのメイキングとかアウトデラックスとかでおなじみ)今回も、最高な「ばつのわるい」顔見せてくれています。それこそが塚ちゃんの愛すべき顔なんです。助けてあげたくなります。この人困ってんだろうな~というのが前面に押し出されます。大人になるとこういう顔ってなんとか取りつくろって隠そうとするものですが、塚ちゃんは隠そうとしない。そこが塚ちゃんなのです。

 

 

とにかく一生懸命な塚ちゃん

昨年のA.B.C座のレポを今振り返っていたのですが、塚ちゃんが演じていたくりくりはいつでも一生懸命でした。胸がいっぱいになって泣けてくるほど、甲子園球児並みに一生懸命。それが塚ちゃんです。

去年のえび座でハプニングを起こしている塚ちゃんはこちら

believe2016.hatenablog.com

 

今回もツッコミどころ満載の競馬狂いのダメ男なんだけれど、なにせ一生懸命なのです。全身全霊で周りの人のためになろうとしています。最後にこの金をこうしちゃうの?!という衝撃シーンがあります。私利私欲関係なしに、わけわかんないけど、これにかけるんだっていうばかばかしい衝動を爆発させる塚ちゃんがいます。

 

このばかばかしい衝動が塚ちゃんがやるとガチにみえます。それは才能以外のなにものでもなく、塚ちゃんだけが持っている特権。例えば、コンサートで突然、本当に突然(メンバーも驚くタイミングで)バク転したりとか、理由がないんですよ。こういう予測不可能な衝動に人は心を動かされます。塚ちゃんが狙ってできない生の人間の感情を取り出して見せてくれるからこそ、心が揺さぶられます。

 

そして最後の挨拶で見せた善良な塚ちゃん

最後の挨拶で出てきた塚ちゃんの言葉は丁寧で温かいキャスト、スタッフ、お客さんへの感謝の言葉でした。もう人の好さがバンバンせり出している。改めて塚ちゃんを応援していた良かったと思える瞬間です。一緒に入った塚ちゃん担の友達曰く、毎日挨拶の内容を変えているそうです。ファンのことも考えている塚ちゃん、今年の活動も応援しますよ~

 

 

 

本日の独り言

  • 塚ちゃん以外のクセの強い出演者もどれもぴったりと合っていて、改めてキャスティング素晴らしいと拍手したくなります。
  • 塚ちゃんのアクロバット三回ほどあります。結構前のほうなので、お見逃しなく。
  • 金髪じゃない塚ちゃん久々に見て、やはり今度のコンサート前には金髪に戻して欲しいと願っています。
  • 本日、KAT-TUNの上田竜也君が観劇されていたようなのですが、一ミリも観られませんでした。なんと素敵な先輩。上田君ももうすぐお芝居始まりますから、そちらも楽しみです。

 

作品データ

タイトル

サクラパパオー

製作年

2017年

公演期間

2017年4月26日 (水) ~2017年4月30日 (日)彩の国さいたま芸術劇場

5月10日 (水) ~2017年5月14日 (日) 東京国際フォーラム ホールC(東京)

5月16日(火)電力館(仙台)

5月19日(金)穂の国とよはし芸術劇場PLAT(愛知)

5月25日 (木) ~2017年5月26日 (金)サンケイホールブリーゼ(大阪)

上演時間

約1時間45分(休憩なし)

脚本

鈴木聡

演出

中屋敷法仁

出演

田原俊夫―塚田僚一(A.B.C-Z) 

ヘレン―中島亜梨沙

岡部今日子―黒川智花

井崎修―伊藤正之

菅原幸子―広岡由里子

木村靖司

柴田達―横山一郎―市川しんぺー

アナウンサー―永島敬三

的場博美―片桐仁

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