2月と言えばSHOCKの時期ですね。今年は中山優馬君が新加入して、SHOCKに新しい風が吹いています。この季節、SHOCKのレポができることの喜びをかみしめながら、レポ行きます~。新演出についてもふれていますので、まだご覧になってない方はご注意ください。
- 『Endless SHOCK』あらすじ
- 中山優馬君が運んできた新しいSHOCK
- ふぉ~ゆ~、越岡裕貴君のカンパニーを運命づけるまとめ役
- 特に気になる演出変更点
- PONで明かされた謎のメッセージ
- 本日の独り言
- 作品データ
『Endless SHOCK』あらすじ
あらすじについてはすでに前のレポでふれていますので、こちらをご覧ください
大きな変更としては
- 屋良君、内君が演じていたライバル役が中山優馬君に変更
- オーナー役が久野綾希子さんに
- リカ役は瀧本美織ちゃんに
- 二人ずつ出演していたふぉ~ゆ~が福ちゃん、コッシー、ザキさんがのすり~ゆ~で出演しています。(優馬がいるので結果的にふぉ~ゆ~とのこと)
中山優馬君が運んできた新しいSHOCK
今回なんといっても大きな変更は中山優馬君がライバル役として加入したことです。今までライバル役を務めてきたのは光一君よりも少し下。ガチで力と力をぶつけ合って切磋琢磨する関係性を築いていました。(内君のように確実負けてることを認めるバージョンもありましたが)
ライバルよりも弟の優馬君
しかし、今回の優馬君を見る光一君の目というのは『お前にShow must go onの心を預ける』という受け継ぐ意味合いを感じさせるつくりになっています。光一君が優馬君を弟のようにいつくしんでいるシーンが多く見受けられます。今までのライバルは同じ土俵でぶつかり合っていましたが、今回の光一君は弟の成長を見守るようなスタンスに切り替えられているのです。だからこそ、今最高のパフォーマンスを見せることの意味がより強まっています。これ以上ないものを見せてやりたい。今この瞬間にしか存在しないパフォーマンスを守っていってほしいという強い願いが二幕の光一君のパフォーマンスにつながっていきます。
精神的支柱を失った優馬君の狂いが見どころ
優馬君は絶対追い付くことのない光一君の存在を強く認識しています。だからこそ、その高みを目指したい。一幕終わりと二幕初めで優馬君は光一君を傷つけ、失う時に感情を止めることができません。精神的支柱を失った優馬君の狂いが今回のSHOCKの見どころの一つでしょう。強い感情が優馬君の中であふれるからこそ、その返しとなる光一君の答えにもご注目を。兄のように諭す光一君の演技に胸がいっぱいになります。
年上のリカに相手にされない優馬
もう一つ、ライバル役とリカとの関係性ですが、今回、リカを演じるのは翼君の舞台『マリウス』に出演していた瀧本美織ちゃんです。美織ちゃんは優馬君よりも年上ということで、年上の彼女を好きになって相手にされない切なさが加わっています。パンフレットの中にある、光一君と美織ちゃんの対談の中に年上設定を思いついた瞬間が載っていますので、ぜひパンフレットで確認してみてください。
ふぉ~ゆ~、越岡裕貴君のカンパニーを運命づけるまとめ役
ふぉ~ゆ~のメンバーの中でも今回一番の注目はコッシーこと越岡裕貴君です。一幕で、光一君から「お前は優馬のそばにいてやれ」と大役をおおせつかったコッシー。光一君不在の舞台を優馬君と共に続けています。
優馬君が雨の中、病室を見ている時に傘を持っていくのもコッシー。傘を差そうとしない優馬君にやさしく、傘を握らせます。今までは傘を差しだされてもずぶ濡れのまま、去っていくというのがライバルの動きだったのですが、今回はコッシーが優馬君を優しく見守ってくれています。
毎年、ふぉ~ゆ~さん達が自分たちの舞台を経て、SHOCKに戻ってくると、なにか新たな演技でのスキルアップが見て取れるのですが、今年は光一君とともに優馬君と舞台をつなぐ橋渡しとして重要な役割を担っています。踊りながらも優馬君がいつも頭にいるコッシーの演技、細かく細かく観ていきたいです。
特に気になる演出変更点
オープニングのスクリーンに注目
ジャニーさんをはじめ、音楽、振付、出演者の名前が映し出されます。音楽のCharles StrausさんとTravisとStacyがこの舞台を作っていることを改めて認識。
Overtureが変更
Overtureが作品中の曲をマッシュアップしたものに変更されています。
一幕、ショーの優馬センター曲『Change The World』
『Rock the world』担当としては優馬君がやってくれたらどうなるのかな?と楽しみにしていたのですが、ここは新曲。優馬センターの大きめ群舞。『Rock the world』同様、『SOLITARY』の前に来るノリのいい曲。
二幕 『New York Dream』
光一君が戻ってきてふぉ~ゆ~福ちゃんザキさん、オーナーと共に歌うこの曲と重なるようにして舞台上部で優馬が同じ曲のパフォーマンスをしている。明らかに意気消沈している後ろ姿。オーナーの「光一が戻ってきた時のためにステージを続けている」という言葉と重なるとういう新演出。より優馬の思いが深まります。
PONで明かされた謎のメッセージ
二幕のショーのクライマックスバックコーラスが逆再生しなとわからない仕組みになっているそうです。
ここら辺ですね
ここが逆再生すると
時を超え
思いは空の輝き
影は願う夢
消えていく祈り
光一君がこの世から消えても時を超えて存在するものというところでしょうか
本日の独り言
- 劇場屋上の福ちゃんの一言「シェイクスピアって8月のとは違うよね?」うまい!会場大拍手。光一君の8月舞台も楽しみしてくれる福ちゃんさすが
- まちゅくが優馬になついてなついてかわいすぎる。ほぼ、かわいがられている猫並みになついている
- 優馬君の感情のほとばしりは、光一君死んじゃった時に大泣きする岸君に匹敵するかもしれない
- コッシーはお兄さん的に見守っているのですが、いい仲間として優馬君を支えるのは寺西君の役目。ちょうど前回屋良君を浜中文ちゃんが支えたような関係性。寺西君、あったか優しいです。
作品データ
タイトル |
Endless SHOCK |
製作年 |
2018年 |
会場 |
2/4- 3/31 帝国劇場 |
上映時間 |
3時間10分(途中休憩30分有) |
脚本・演出 |
ジャニー喜多川 |
出演 |
堂本光一 中山優馬 福田悠太 越岡裕貴 松崎祐介 寺西拓人 松田元太 松倉海斗 石川直 日野一輝 瀧本美織 久野綾希子 |