J組がむしゃらら

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12/2安井謙太郎・森田美勇人主演『ニート・ニート・ニート』Love-tuneと重なる物語。謙ちゃん、美勇人君の新しい一歩を応援したくなる一本

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Love-tuneが解散&メンバーの退所が発表になった週末、『ニート・ニート・ニート』を新宿ピカデリーで観てきました。会場はほぼ満席。みんながLove-tuneのことを強く思いながら観ていることが会場で実感できる空気がそこにはありました。ネタバレ含みますので、まだご覧になってない方はご注意ください。

 

 

 

 

『ニート・ニート・ニート』あらすじ

タカシ(山本涼介)は親のコネで勤め始めた会社にうんざりしていた。やめる決心が芽生えて、行動に移そうとした時に、最後に背中を強制的に押したのは、高校時代の同級生レンチ(安井謙太郎)だった。レンチは2年間引きこもりを続けているキノブー(森田美勇人)を「なんとか社会復帰させる」とキノブーの母親を丸め込み、当座の資金を巻き上げ、三人での旅を強引にスタートさせる。出会い系で知り合った、「生き別れになった弟に会いにいく」というミステリアスな少女月子も合流し、北海道を目指す。

月子の合流に反対をしていたレンチだったが、レンチを追うやくざをうまくかわしたのは、月子のとっさの判断だった。

フェリーで苫小牧につき、月子は稚内、十勝、襟裳岬、阿寒湖と行き先を次々と指定してくる。レンチを追うやくざの影を感じながら、月子の弟への思いを感じながら旅は進み、資金の底が見えてきた時、タカシはレンチに似ているという叔父の家を訪ねる。北の大地で堅実に酪農を営む家族の家に受け入れてもらい、働き始める4人。働くことから逃げていた4人が働くことで、背を向けていた現実にも向き合っていく。

 

 

Love-tuneと重なるレンチとキノブー

先に言っておきましょう。Love-tuneの解散はなんとなく、感づいてはいたものの(ジャニ伝で名前がなかったので)、全員が退所ということと現実に未だ向き合えていません。今回のこの映画はなにものにもなれていない4人が現実と向き合い、現実世界の一歩を踏み出そうとする物語でした。Love-tuneのあり方もデビューを目指してがんばっているモラトリアム期間だったとするとこの物語に重なります。もうそのことだけでグッときてしまいます。

 

みんなを迷惑に巻き込みながらも、なんだかみんなを楽しませてしまうレンチを演じる安井謙太郎君と慎重に冷静に物事を進める森田美勇人君の二人の姿もLove-tuneにおける二人そのもの。そして旅に出る時にかかる音楽が『CALL』です。もし解散&退所がなければ、Love-tuneのファンがこの映画を余すことなく楽しめた一本のはずでした。

 

過去形になってしまうところが悲しい。この映画とLove-tuneの重なりがこんなにも辛いものになるとは思っていませんでした。レンチとキノブーは新しい一歩を踏み出しました。謙ちゃん、美勇人君の新しい一歩にも期待と応援をしていきたいと思います。

 

本日の独り言

  • 高校時代、巨デブだったという美勇人君の特殊メイク最高です。顎がない美勇人君ってこうなるんだ。そして痩せるとこんなにかっこよくなるんだとというギャップにやられてしまいます。それにしても引きこもりの理由になる、女性の言いぐさに納得ができない。原作にはちゃんと書いてあるのか?後程チェックしたいと思います。
  • 監督はアイドル映画ではないといっていますが、きちんとアイドル映画的な要素を取り入れていただいて感謝。水しぶきとアイドルの組み合わせは宝物。今、この謙ちゃんを撮ってくれてありがとう。謙ちゃん、ホーンテッドキャンパスでも水との組み合わせがありましたね。男性マーメイドアイドルとでも呼びましょうか。
  • 色々な大人の事情があるにしても主題歌は『CALL』にして欲しかったよ。『CALL』をちゃんと流して欲しかった。しかしあれがあるだけでDVD購入は決定になりました。

 

 

作品データ

作年

2018年

上映時間

120分

脚本・監督

宮野ケイジ

原作

三羽省吾

出演

レンチ:安井謙太郎

タカシ:山本涼介

キノブー:森田美勇人

月子:灯敦生

キノブーの母:石野真子

ゴジさん:藤本隆宏

ミサコ:MEGUMI

松澤一之

相田英瑞

小南光司

山優香

前田倫良

 

 

 

 

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