Travis Japan公演が始まりました。生のTravis Japanみたいのはいつぶりでしょうね?去年の虎者かな?配信などもありましたが、Travis Japanは確実に大きな飛躍を遂げていました。
今回もネタバレ全開ですので、まだご覧になってない方はご注意ください。
虎者再演はパワーアップしています。
前回の虎者公演を思い返してみると、色々な解釈ができるような、複雑さとあいまいさがあったのですが、今回は非常にストレートな内容に変わっていました。ここ本当に改善されたと思います。だからこそ、演技をするうえで迷いがなく、強い感情のほとばしりがうまれています。そしてなんといっても、ストーリーライン、言葉を超えた、パフォーマンスには磨きが欠けられています。これは海外に持っていく想定で、構成されているのでしょう。殺陣、トランポリン、シャドーダンス。とにかく全力パフォーマンスが続きます。虎者部分は1時間少しと短いながらも見ごたえ充分です。シンプルなストーリーだからこそ、今後ももっともっと成長しそうな予感です。
そしてショータイム。ここに40分以上がとられていて、うれしい限り。コンサートが観られなかった分、ショータイムに胸があつくなりました。GET ALIVEが初お目見えだったり、はぴぐるが大人バージョンになっていたり、ときめきが感染予防対策バージョンだったりと盛だくさんな内容になっています。一つ心の残りは夢ハリがはいっていなかったこと。ちょっとでもいいから入れて欲しかった。
あらすじ
銀河の王、スザク(長谷川純)は銀河の平和を脅かす修羅大将軍のカゲロウによって囚われの身になっていた。カゲロウの目的はは朱雀の息子たち虎者たちをたおすこと。父を人質に虎者をおびき寄せるカゲロウ。行動もともにする策士ハヤブサ(佐藤新)も虎者を狙う。戦いは熾烈を極めるが虎者たちは父が授けてくれた美しい舞の力を信じて戦う。囚われの父を追ってたどり着いた先には父が極悪非道な虐殺王であり、カゲロウの母を殺していたという過酷な現実が待ち受けていた。虎者たちは暴力の限りをつくして復讐をしようとするカゲロウにどう向き合うのか?
虎者NINJAPAN
オープニング Namidaの結晶
黒の衣装の登場からいったん、映像をはさんで白の衣装へチェンジ。トラジャさんの久々みる、細部に魂の宿る踊りに虎者の世界に引き込まれる。
2階に虎者出現
上手にまちゅとのえさん 下手にうみんちゅ、元太。
舞台にちゃか、しめ、しず
滝沢歌舞伎でオープニングではやっしーが歌う場所というのがいいのか、影山君が腹筋太鼓を始める場所といったほうがいいのか、あの位置にふたりずつで出現して割ゼリフ。
すごいなと思ったのは演者とお客さんの間にはちゃんとアクリル板が設置してありました。コロナに配慮しております。
変面 Free your mind
赤い衣装組;ちゃかちゃん、松松
変面のパフォーマンス。トラジャの変面パフォーマンスは途中に顔をみせてくれてうれしい。おのれの顔自体もマスクのひとつになっています。最後にマジック要素も含まれています。
ダンスパフォーマンスーBlue masquerade
青い衣装組;しめちゃん、うみんちゅ、しずや、のえさん
椅子を使ったパフォーマンス。手袋が蛍光で暗闇の中で光る仕組み。タッキーらしい演出
ライトスティックとタップのパフォーマンス
対立する虎者とカゲロウ軍による、と光る棒と光るスニーカーでのパフォーマンス。暗闇の中でひかる戦い。Blue masqueradeに引き続きこういう演出がさすがタッキー副社長。
大立ち回り
せり上がりに虎者が一人一人メンカラのライトの中登場。
7人が勢ぞろいをして、キマる。
盆が回りながらの虎者とカゲロウ軍の殺陣。
ウォールトランポリン
虎者=忍者的な動きとして、トランポリンが活用されています。踊りはシンクロしているのですが、トランポリンの飛び上がる高さがメンバーそれぞれ違って興味深い。のえさんの高さはさすがアクロバット番長だけに貫禄の美しさですね。
シャドーダンス
これも滝沢歌舞伎からの引継ぎ案件。初日にしてシャドーとの動きの一体感、躍動感はさすが。特にジャンプしながらのキックとかダイナミックな動きは映像との間の取り方が難しいのですが、こなし方がさすがTravis Japan。
子供時代の決意
声のみ。父との会話の中で「父上のような民を想う王になりたい」と熱くかたる小虎者たちの声。こうして虎者たちは民たちのために美しき舞の力を体得していくのであった。
トランポリン再び
トランポリンで森を、そして近未来的な街を駆け巡ります。話が銀河だけに設定が飛んでいきます。忍者要素もありながら、未来的な感覚。
スザクの正体
スザクの正体は罪もないカゲロウの母を殺すような極悪非道な虐殺王だった。カゲロウはスザクの息子たちにも自分と同じ思いをさせようという憎しみの中で戦っていたことが判明します。真実を知った虎者たちの葛藤そして絶望。そこでスザクが語るのは虎者たちが生まれて初めて知った家族の絆のすばらしさだったと告白。虎者たちは父の過ちと向き合い、カゲロウを許し、放免する。
そして虎者たちの時代
黒いコスチュームに身を包み旗を掲げたカゲロウ?とディズニーシーでみかけた足にスプリングをつけてびょーんびょーんと飛ぶ手下ども。
虎者たちは平和を追い求めて美しい舞の力で王への道を目指していく。
しめちゃんの「すべては高みにのぼるための修行!」と、のえさんの「これからが虎者伝説の始まりだ」というセリフにこれからもスターの座を追い求めていくTravis Japanさんたちと気持ちが重なります。
グッとくるシーンNo.3
- カゲロウのセリフ「仲良しこよしの虎者どもを殺してやる」ってところは、めっちゃにくにくし気に言うんだけど、実際そうだから虎者ってさ。不謹慎ですがこころの中ではニヤニヤがとまりませんでした。
- ハヤブサ新の「手は組んでも、心は許さねえよ」の繊細な顔の中にあるS感、そしてその中に見え隠れするセクシー。恐ろしい子!
- 突如、ハニートラップをしかけるのに新が全然なびかなくて、突然キレだすカゲロウ。秒でキレた(笑)
ショータイム
OVERTURE
クリエC組のダンスでスタートを盛り上げます。
GET ALIVE
夢ハリからの変更。新衣装、シルバーキラキラ。カテコの時にも話が出ましたが、今回が初の生お披露目でしたね。ヘドバンが最高です。1曲目にふさわしい疾走感の激しめパフォーマンスですが、でもちょっとでもいいから夢ハリやって欲しかった。
Happy Groovy
スローで大人でジャジーなバージョン。盆が回るなかでムーディーに踊ります。まさかこれがはぴぐるなんて。元太のレモネードサンドイッチがめっちゃアダルティな雰囲気で気持ちがもっていかれます。耳元でささやかれている感じ。全然はしゃいでない。後半はアップテンポで手拍子も入ります。
ここで千年メドレー前にリマちゃんとクリエCのアクセントダンス入ります。スキルの高さきちんとアピール。
千年メドレー
バックがかげ、新 のえ、しめ、しずからスタート
途中からとら、クリエCの残り合流
のえさんのはじまりがまさにグレイテスト・ショーマンのようなキラキラ感。
この曲後半で最高潮に盛り上げてくれるのがまちゅ。フォーメーション中央から前にぐーっとせり出してきて歌うところの狂気にもにたパワー。みどころです。
DON'T U EVER STOP
クリエCのパフォーマンス。もうDON'T U EVER STOP大好き芸人に出ていいと思う(そんな番組ないけど)もはやカバーでありながらの持ち歌と言ってもいい安定感。もちろん影君をみてるんだけど、新の存在感で目を奪われがち。今後も楽しみです、新君。
てか、クリエCそろそろ、グループ名つけてあげてください。
VOLCANO
カラフルな衣装にチェンジして登場。
サイレンがなって逃げ惑うTravis Japanたち。ここ、少年たちのオマージュですね。
虎者バージョンのVOLCANOが好きで好きでたまりません。もちろん7人のバージョンも好きなんだけど、カンパニーがこの物語に溶け込んで一つの溶岩になってドロドロしていくところがたまりません。カゲロウこと松田リマちゃんが軟体動物なみの体の柔らかさで溶けていくところ最高。
7人のメッセージが幕に映写
Together now
白タキシードでラスト。今年の夏はソロコンで山ほど聴いた曲。
幕が閉まると思いきや。。。。
「トキメキ!(Talk it! Make it!)」
Talk it! Make it!
前回もこの流れあったのにすっかり忘れていました。“フー”のところはコロナ感染防止により、シーと指を口の前に立てるふりに変更。しめちゃんがこのあとのあいさつで、みんなあのシーのところかわいかったよ~といいながらニコニコしていました。
挨拶
ちゃか;みなさんの前でパフォーマンスするのはひさびさです。配信とかもやらせていただいていましたが、みなさんに伝わっていましたか?今日初日があいたのは、みなさんのおかげでもあるし、僕らのおかげでもあります(笑)
のえ;感染予防のために、歓声はだめだけど、拍手たくさんいただきましたね。ショータイムの時、ジャズの曲ながれた時、なに?!って思わなかった?本当はフーっていいたいところだけどこらえてもらって。
ちゃか;GET ALIVE 頭振りたい人いたよね
しめ;今回ときめきのフーがし―のポーズのスペシャルバージョンだったけど、それがみんなかわいかったよ
ちゃか;この舞台怪我無くつとめるということでみんなで声はだせないけど、がんばるぞーって(ポーズ)やりましょう。
お客さんみんなでがんばるぞーポーズをやって締め