J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

9/8 『アンダースタディ』レポート②-仲田拡輝君のコータが友情のかたまりであること。目をつぶった三人のダンスにエネルギーに胸がいっぱいになること。

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『アンダースタディ』も進化を続けていますので、もう一度レポをしようかと考えております。前回よりも激しくネタバレが入りますので、まだご覧になってない方はお気を付けください。

 

 

 

初日から6日目となる昨日はなんとタッキーが観劇にいらしていたようです。ようですというのは、全然気づいていませんでした。しかし、タッキーが来ていたということは、来年の歌舞伎にいい子いないかな?探している可能性もあります。(もちろん林君も来年へのアピールにもなる)まさにアンダースタディの見せ場と同じ心境ではありませんか。

 

仲田くんのアクションが二人のアクションにつながっている

まず今回は仲田君ことコータについてです。仲田君はTravis Japanのメンバーの一人で踊りもうまく、イケメンですが、飄々としています。つかみどころがないといったところでしょうか。今回のコータの役は三人の中で最も難しい役どころでしたね。ダイキは全体を仕切ろうとするリーダー格、ショウはおバカでKYという、比較的わかりやすい立ち位置とは対照的にコータを表現する時にダイキは「自分勝手」というところがありますが、実際のコータをみているとそうではないのではないかと思うようになりました。

 

コータは周りも自分も冷静に観ることができる唯一のキャラクターです。居酒屋で大騒ぎした次の日には、朝起きて、自分のあまたの中で自分の状況を分析します。その中で「次はアンダースタディはやらない」と二人に告げたことを後悔します。二人と自分はスタンスが違うということを今の時点で言わなくてもよかったのではないだろうかという後悔。そこにはダイキとショウへの友情への思いが詰まっています。その一方で、公演中に恋愛をしようとするショウにダイキが注意するところで「自分が好きだから、冷静さを失っているんだよ、今まで真面目なところが気にくわなかったけど、そういう人間らしいところがあるんだな」とニヤリとしたり、主役の重圧につぶされそうになったショウに「辞めたいなら、やめちまえ、そしたらお前の役、俺がやってやるよ」と突き放したりします。

 

自分の立ち位置を知っていて、自由にふるまっているようにみえて、二人の行動の原動力になっているのがコータです。そして二人の原動力になっているのは「友達として誇らしい」という熱い心があるからなのでしょう。仲田君は俯瞰で稽古場を見られる(演出家やマネージャー以上に)人物なのでした。その冷静さとダイキとショウへの熱い気持ちが今の仲田君の役にあっています。仲田君と言えば去年のドリアングレイの時も姉への思いの強さから、ドリアングレイを深く恨みながら落ちていく、その熱量が印象的でしたが、今回は違うアプローチでありながら、しっかりと爪痕を残せていると思います。ダイキとショウに比べて難しい役なだけに、個人的には今回の仲田君の演技が好きになりました。

 

余談ですが、銀座のH&Mに寄ったら、コータの着ているTシャツによく似たデザインを見つけて即買いました。これです。似てませんか?メンズコーナーで発見!

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目をつぶってのダンスに放出されるエネルギー

もう一つアンダースタディの見所である、三人のダンスシーンについても触れておきたいと思います。最もぐっとくるのが、二日徹夜して覚えたダンスを却下されて、居酒屋でやさぐれた後に、マネージャーと言いづらいことを目をつぶって表現するところです。言いたいことはいっぱいある、でも、アンダースタディである自分たちの立場も良く理解している上で、マネージャーは三人に気持ちを吐き出させようとします。お互い言いづらいだろうから、目をつぶらせて、アンダースタディのつらい胸の内をハミング(ばれちゃうじゃないか!というツッコミを期待したうえでの演出ってわかってますよ、もちろん)させます。三人の声がハモっています。「いやになっちゃったもの、ターン」「ツーステップ」「パドブレ」目をつぶっていながらも、三人の気持ちがどんどんシンクロして、全身からエネルギーの発散が泣きたくなるぐらいに放出されていきます。悔しさ、つらさそういうことが、このダンスの中に昇華されていきます。マネージャーのやさしさとあいまって、なんだか胸がいっぱいになるシーンでした。

 

今回、コメディであるこの音楽劇において、三人の間の取り方が絶妙だと感じました。笑いは間です、突っ込み方のタイミングを間違えたら全然面白くならないけれど、その間合いの気持ちよさが全体を通してありました。(ちょっと説明多いかなというところは、置いといて)今後もこういうコメディ期待できそうですね。できれば、今度はThey武道やTravis Japanの新しい展開としてコメディが導入されたらいいな。それにしても林君、今回のおバカキャラでコメディアンのボケの才能開花させましたね。

 

今日の林君No.3は小道具

さてさて、今日はそんな林君の周りの気になる小道具No.3です。

No.3 フード付きのリュック

稽古の生き帰りで林君が背負っているリュックってフードが付いているんですよね。最初はキャップをかぶっているの?って思っていたのになんか首までキャップがつながっているようなので、よくみたらリュックにフードがついていました。ここでフードをかぶっちゃうところがショウちゃんぽいですね。フードと言えば、ラストの踊りのシーンのダルメシアン柄のパーカーもぴったり合っています。踊りの最後に、フードがぱさっと頭にかぶれてしまうところが、これまたかわいい。被りものすると、顔が小さいので、おまめさんのようでかわいい林君なのでした。

 

No.2 カピパラの枕

ユニコーンの着ぐるみとともにベッドシーンに出てくるカピパラの枕がかわいい。布団を直して、最後に「あきらめなさい~」を歌いながらカピパラの枕の枕をちょっんとするユニコーンさんがものすごくかわいい。(そして「やなこった!」と言ってはけるかわいい)

 

No.1 劇中のヅラ

あれ、びっくりしませんでした?まず、どんな舞台だよ!って突っ込んでしまいました。ドラクエみたいなイメージなのかな?怪獣を倒すとお芝居なんですよね。ヒーローのづらが青っていうのはいいとして、林君の頭を覆うあの坊主ヅラのつるつるしたやつ!頭の形に密着するので、初見で「おまめさん!」と心の中で思ってしまいました(←いや本当にいい意味ですよ)だんだん見慣れてきて、このおまめさんがかわいくなってきました。度肝を抜かれた小道具でした。

 

ぜひ次回はThey武道三人での舞台が観たいです。(言うと叶いそうなので、これからも言っていこう)

 

 

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