J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

2/3 『Endless SHOCK』-1500回目指して、絆がアップグレードアップ、浜中文ちゃんと屋良君の絆、光一さんの自虐ギャグ、松田松倉のチップとデール感

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2017年版の『Endless SHOCK』を観てきました。毎年見ていますが、今年はキャストに変更があり、また新しい進化を見せた年でもあります。千穐楽に1500回を迎えるにも関わらず、まだまだ伸びしろを感じさせる『SHOCK』をレポートします。

 

 

この時期がやってきました。冬になると『Endless SHOCK』の季節だなと反射的に思ってしまう体質。もはや、俳句の季語にしていいと思ってます。ウィキペディア見たら、バレンタインも季語になってるから、二月の季語にしていただきたい(←しつこい)さて、ブログでは初登場ですので、あらすじを。

 

あらすじ

ここはNYのオフブロードウェイの劇場。支配人の美波里夫人(前田美波里)が取り仕切るこの劇場で、コウイチ(堂本光一)を中心としたメンバーが華やかなショーを繰り広げている。大好評のうちに千穐楽迎えホッとしているカンパニーとは対照的にコウイチはもう新しいショーのことを考えていた。千穐楽の次の日、新聞ではコウイチのショーは大絶賛をうけている。もはやブロードウェイでの公演も射程範囲だ。千穐楽の次の日、ブロードウェイに繰り出したメンバーたちは街で魅力的なパーカッショ二スト(石川直)を目にする。コウイチは新しいショーに、このパフォーマンスを組み入れられないかと考える。屋良(屋良朝幸)はりか(松浦雅)に思いを寄せているが、りかのコウイチへの一途な思いを目の当たりにして、うまく思いを伝えられないでいた。

 

 

 

それから半年。コウイチたちはブロードウェイの舞台に立っていた。歌と踊り、ブロードウェイならではの大仕掛けのマジックなど、見るものを飽きさせないショーはオープン以来人気が続いていた。一幕の最後の曲で屋良は舞台装置の不具合から出とちりし、スタッフを叱り飛ばしていた。コウイチ」は「その前に(状況に)気づけ」と言い放つ。幕間が終わり、二幕のジャパネスクが始まる。日本の要素をふんだんに取り込んだ物語で、激しい殺陣の中、屋良は刀を落とし、サポートに入った松崎(松崎祐介)がコウイチに刀を差しだすとそれは真剣だった。とっさにその事実に気づいたコウイチはその刀を屋良に渡す。屋良はその事実に震えながらもショーを続けるためにコウイチを斬り、幕は閉じた。

 

 

 

それから一年、コウイチは病院のベッドの中にいた。屋良はショーが終わると、コウイチの病室が見える場所から、光一の様子を見ていた。コウイチの様子を見守る屋良は夢を見た。コウイチがシェイクスピアの『ハムレット』と『リチャード三世』を演じながら、屋良の裏切りを非難しているのだった。

 

 コウイチが病院でなくなったと聞いた美波里夫人とりかは、劇場にコウイチを見つける。コウイチが戻ってきたとカンパニーは喜ぶが、それは光一の幽霊だった(本人自覚なしだけど)。いつなくなってしまうかわからないコウイチだが、最高のパフォーマンスをしようと、カンパニーが一丸となって新しい幕が上がる。

キーワードは「カンパニーの絆」。アップグレード感が高い2017年版

どの年も、今までを上回り『今の最高のEndless SHOCK』 を作り上げていましたが、今年は出演者も変わり、今まで以上のアップグレード感があります。キーワードは絆のアップグレードでしょう。

 

屋良君を支える浜中文一君の存在

 特に注目したいのは新規加入の文ちゃんこと、浜中文一君。文ちゃんはカンパニーの中でも光一君の気持ちも、屋良くんの気持ちもわかった上で、屋良くんを陰ながら支える仲間になっています。ふぉ〜ゆ〜2人が完全に光一派だとすると、文ちゃんは屋良派。それは派閥を作るためではなくて屋良君をよく理解しているということなのです。屋良君は光一君の実力を誰よりも知っています。それでも、自分との力の違いや、りかへの思いから、素直に光一君の実力を認めることができないでいます。相反する気持ちから決裂した光一君との関係性を修復したくても、修復できない辛さを抱えている屋良君。本当は光一君と仲直りをしたい、一緒に舞台を作り上げたいという屋良君の思いに寄り添っているのが文ちゃんです。

 

光一君が幽霊になって現れた時に、みんなが喜びに湧いていても、文ちゃんは喜びを見せず、驚く屋良君を見守っています。単なる喜びですまされない屋良君の気持ち。今までどちらかといえば、屋良君1人の暴走ととらえられていることもあったのですが、いい舞台を作りたい屋良君が葛藤を抱えていることを文ちゃんが受け止めていることで、今まで以上に屋良君の役の意味が深まったと言えます。

 

文ちゃんの演技は本当に細かくて、光一君が「シェイクスピアをやりたい」と言った時にやる気を示していたのは文ちゃんでした。(屋良君は大反対なんだけど)ふぉ〜ゆ〜が美波里夫人の劇場に戻ってシェイクスピアを上演する中、文ちゃんはシェイクスピアを演じる

選択肢がありながらも屋良君とともに、光一君の帰ってくる日を待ち続けながら舞台に立っているのでした。文ちゃんが入ることで「カンパニーとはなにか?」という問いかけの一つの答えを出しています。

 

 

新規メンバーと思えない寺西君と松田元太君の収まり具合

文ちゃんだけでなく、新規加入の寺西拓人君と、松田元太君は初SHOCKとは思えないパフォーマンスを見せてくれてます。特に寺西君は群舞の中でも存在感が出て、確実なるステップアップを見せています。寺西君はこの前の『クロスハート』で屋良君と共演をしていてそこでの仲良さが継続してますね(『クロスハート』では敵同士だったけど、カンパニーとしてね)。松田元太君は松倉海斗君と一緒だとおさまりがいい!松松コンビは宿命にして、運命の関係性ですね。カンパニーの一員として、3ステージでも自分の居場所をしっかりと確立しています。

 

 

新規加入により、今までにない新しい側面が加わっていますが、その一方で、屋良君とふぉ〜ゆ〜の演技には厚さと深みが加わっています。光一君に対立する屋良君のポジションは歴代、光一君に反抗して暴走していくかのようにみえていましたが、今年の屋良君は先に述べた文ちゃんとの関係性もあり、屋良君と光一君との歴史が演技に反映されるようになっています。千穐楽屋上のシーンの中に、子供のころからずっと二人が舞台を作り上げてきたという言葉に説得感があります。ふぉ~ゆ~福田悠太君と松崎祐介君もしかり。ずっとここNYで刻んできたカンパニーの歴史が感じらるようになっています。ふぉ~ゆ~外部出演を経てこういうささいなシーンにも爪痕をちゃんと残せるいい先輩です。

 

アップグレードと言えば、ジャパネスクのシーンが豪華になっています。セットもそうだし、殺陣のし烈さも極まっています。満身創痍で全員が立ち向かう姿は滝沢歌舞伎の腹筋太鼓にも匹敵します。松倉海人君が屋良君側の兵士で悪い顔になっているのが見どころ。かわいい顔立ちなので、かわいく悪いのです。(←ここ見どころ) 

今日の独り言

  • 一幕、千穐楽終わりの楽屋で屋良君と絡む松松がチップとデール過ぎる。ついでに屋良君もディズニーキャラクターにしたい
  • 二幕の太鼓シーンを見ると、『縁』のだんない節思い出す。これって私だけ?
  • 屋良君と文ちゃんの関係性にどうしても目が行ってしまう。光一さんが死んだときに屋良君が真っ先に見るのが文ちゃん
  • 光一さん「松倉と松田の年齢足しても、俺より若い」がかわいい。かわいいよ光一さん!
  • やっぱり松倉海人君の「こうちゃんおかえり」はダイヤモンドだね
  • 光一さんの「寺、元気か?」に対して「元気!一番元気!」の寺もかわいい。一番って…

 まだまだ進化を見守ります。

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