札幌ドームから一週間、嵐が東京ドームに帰ってきました。東京ドームは約一年ぶりの嵐コンサートになります。嵐魂のクオリティの高さを札幌ですでに確認してはいますが、セトリ、演出の素晴らしさを改めて実感します。そして、衝撃の宇宙Six発表から一週間。このグループの可能性を感じさせる部分がありましたので、そちらもレポします。
札幌から変化があるといえば
- 翔君ソロのダンスが長くなる
- ファイトソング追加
メインどころとしてはこんなところでしょうか
『Power of the Paradise』の前に『ファイトソング』が加わり新たに盛り上がりが一つ増えました。ファイトソングって盛り上がるな。嵐コンでこの曲が入ると熱がグワッとあがる感じがします。
翔君ソロの話は初日のトークの中でも出てきました。
翔:札幌から踊り増やしてます
ニノ(?):じゃあ次の大阪も。。。
翔:伸びません
DVDでの映像がどうなるのかがわからない三曲
嵐魂のすごいところは、そのペンライトの使い方と映像の使い方が、本体の嵐さんたちと、これしかないというところで絶妙に融合するところにあります。映像は映像で観たいという完成度の高いものでありながら、嵐さんたちと映像と一緒になることで、より楽曲の世界観が深まります。三次元で感じるこの高揚感がDVD編集ではどうなるかが楽しみな三曲をピックアップしました
- To my homies
Homiesは仲間たちみたいな意味だと思いますが、仲間たちを歌った一曲。20年近い“仲間”という言葉だけでは語り切れない嵐さんたちの関係性が映像として流れます。
描かれるのは
過去、Jr,時代の嵐さんたち、個人のかわいさも含めて、やはり、このころから仲良しだったメンバーのショットが次々と映し出されます。
痛みも楽しみも 全てを受け入れて
真っ正面から行こうよ 愛を信じてる
奇跡も悲しみも 窓を開けて受け入れて
何度目立って行こうよ愛を信じている
そして今、ビールを飲みながら、人生ゲームをするメンバー。ルーレットを回しながら、一喜一憂しながら、ゲームは進んでいく。大金ゲットの翔ちゃん、そしてアイドルカードをひく松潤。MJ。。。。
楽しい時間の中の最後に
このままいこうよ
このままいこう。
それは嵐がアイドルとして巨大化していく部分の話ではなくて、あくまでも子供のころからの、あの時の気持ちをずっと五人の中でもっていこうよ。根っこの部分を大切にしていこうぜという意思表明なのでしょう。
映像に気がとられがちなのですが、この素晴らしい映像にドームに立つ嵐さんたちをどう溶け合っていくのか、過去と現在、現在の映像と現在のリアルがどう組み合わさるのかが楽しみな一曲です。
- Drive
既に、『Drive』の概要は札幌公演で書きましたが、車内の密室度が東京に来てまた高まってきています。
後部座席に座っている大ちゃんが、松潤のおしりにちょっかいを出そうとして、それが松潤に見つかり、にらまれる大ちゃん。即座に横を向いて知らないふりをする大ちゃん。
外周を回る中でも、フロートと違って、車という体裁で回っていたため内部の5人のプライベート感とそして客席のペンラでできている、街並みがどう合わさるのか。ペンラ演出の中でもこの曲は、最も、物語性があって、最も曲の世界観を押し上げています。5人の見所MAX×客席の見所MAXであるがために、どこをどう切りとるとのかが楽しみな一曲です。 - 青春ブギ
恋愛リハビリ道場ではキャラクター?性癖?ゆえに、恋愛敗者になった5人が紹介されます。
- ゲームでひきこもりのニノ
- 釣りができても、女の子が釣れない大ちゃん
- 手紙を出しても反応なしな翔ちゃん
- とにかくどMなどMJこと松潤
- ほぼストーカーな相葉ちゃん
それぞれの紹介シーンでの映像は驚くほどに変態です。(←褒めてるよ)
同時にこのシーンは舞台上では少なくとも6つくらい目が必要なくらい、とにかくみどころの宝箱なんです。
- とりあえず、宇宙Sixの江田林用に目は2つとっておきたい(とくにニノの後ろにいる間のだるま部分)
- それ以外にも大漁旗振っている山本亮太君とか原君とか、
- どMJにゴム渡している松本幸大君とか
同時多発的にが頑張っているところで、 - イケテないダメダメキャラこそがむしろ愛おしい嵐さんとか
- その上に応援団に至ってはフォーメンションのこととかもかんがなきゃならない
情報量が多すぎて、脳にいくら酸素あげても足りない状態ないんですよ。。。。ブドウ糖一気に飲み干したいほどなんですよ。。。。(ここらへん大門未知子の気分)
わかってるんです。あの立体的な、そして多重構造を再現するなんて無理なことはわかっているんです。コンサート会場にいても、すべてを把握することはできないという結論に達しました。すべてを掌握しようなんて、そんな傲慢なことを思っちゃいけないんだ。諦めよう。。。。神様じゃないんだから。
だからこそ、ここは敢えて、敢えて、自分の見ている視点が少しでも映像として残ることを祈ります。
江田林のだるま絶対!お願いします!
あと、なるべく、学ラン着ているのにチアみたいにかわいく踊る江田くんと、優等生が無理やり応援団に入れられて、応援団にしちゃ振りまで几帳面な林君、なるべくうつしてください!!!(宇宙sixのマルチアングルが欲しい(泣))
札幌では紹介していなかったソロパート紹介
- 櫻井翔ソロ『Sunshine』
朝の爽やかでポジティブでポップな一曲。もちろんラップ入り。衣装もグレーに赤のピンストライプのスーツで似合うね~こういうの、翔ちゃん。
この時のMADE秋山大河君の“おはよう”の顔の作り方がすごい。さわやかは演技で作れるんだね。相変わらず、抜きんでた顔演技です。顔の横綱だよ大河君、大河君は相葉ちゃんソロでも、明らかに脚本読み込んできている俳優並みに演技がすごいです。今回の助演男優賞あげます。
- 大野智ソロ『Bad boy』
狭いところに閉じ込められて、そこから解き放たれるという設定。
パントマイムで閉じ込められていたところから、一気に開放されます。その開放されたときの大ちゃんのさすがのダンス。
大ちゃんソロは翔ちゃんが“かっこいいと思っていいのか、面白いと思っていいのか”との問いに、大ちゃん曰く、この曲は「アートだから」ときっぱり。ずるいともいえる一言。しかし、納得なのです。
こころに爪痕を残して、「あれなんだったんだろう」とついうっかり考えてしまって、気が付けば、虜になってしまうもの。それがアート。
間奏の映像がよく、スカイダイビングとかやるとでてくる映像ですが、このシーンについては誰もが????と疑問を抱いていることでしょう。
翔:あれはなんなのですか?
大:上から下に落ちるジェットコースターのイメージなんだよね。まじに(ジェットコースターに)行こうと思っていたから。
Only one このままいけばFree? 後悔しかないぜSweet 誘うこのFlavor
Take you higher tonight
高みに連れていかれた後に真っ逆さまに落とされるのね。
不条理!
大野アート深すぎてハマると危険!
コネタ情報ですが、後ろの映像にはたくさんの大ちゃんが踊っていますが、一人だけ踊れていない子がいます。Jr.時代にいた“踊れていない子”の再現で、この子が踊れるようになることはないのだとか。見れば見るほど新しい発見のある大ちゃんソロ(アート作品)です。トリエンナーレに出して欲しいよ。
ニノソロで観た宇宙Sixの惑星直列。
さて今回の東京初日は機材開放席に入ることができました。つまり、見切れの席ということで、場所でいうと超下手になります。ですので、“真正面が見えない”ということはありますが、それは逆に真横から舞台を観ることができる、場所でもあります。
特に今回ここからみる舞台で特筆すべきは二宮和也ソロ『また今日と同じ明日が来る』の
“宇宙Six”。
真正面から見るとカミシモから入ってきて舞台中央で縦一列にになるのですが、超下手から見ると全員が横並びに見えます。そう”宇宙の惑星直列”が観られるわけです。
その宇宙の惑星直列を観ながら、いやこのメンバー個性的だな。本当の惑星のようだと感じました。
- りょうちゃんはガツっと踊り、
- 目黒君は素朴に
- 林君は丁寧に正確に丁寧に(丁寧二度言ってる)
- 原君は俺に注目しろ
- 江田ちゃんは指先からなんかセクシー振りまきながら
- 幸大くんは優しく
バラエティに富んだ惑星が一列で踊ってる天体ショーですよ。
一週間前の衝撃から、むしろこの組み合わせが可能性を広げてくれるんじゃないか、その一番最初がこの曲なんじゃないかと思えてきました。They武道三人でも個性の違う三人が集まる面白さがありましたが、6人になってバラエティの幅が広がりました。体型のバランスもばらばらだし、踊りの個性もバラバラ。だからこそ、化学反応が想像を超えてきます。そしてなんといっても“宇宙”が名前に入っているのがいい!「今日、宇宙観に行ってくるわ」「なんか今日の宇宙いい!」などなど、ヲタ話なのに一般の方が聴いてもなんだか壮大な感じが出ていますよね。
チューの話をやたら聞きたがる相葉ちゃん
MCの中での話題は年末から来年にかけての“あらしごと”についてです。
中日11月20日のトークでは妖怪「チューはあるの?」(相葉雅紀)がそれぞれのチュー事情を根ほり葉ほり聴いていきます
まずはMJからは来年公開の有森架純ちゃんとの共演の純愛映画『ナラタージュ』について。
翔:ラブストーリーと言えばMJ
相:チューはあるの?
松:たくさん勉強しろ。
大ちゃんは忍者映画『忍びの国』について
大:忍者の話です。
相:チューはあるの?
大:次から次へと、順番待ちだよ。
相:くのいちと?
やたら食い込んでくる妖怪、相葉雅紀。
ニノは来年秋公開(随分先だな)映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』
ニノ:料理のはなしです。
相:チューはあるの?
ニノ:ないよっ!!!おじいさんしか出てこないよっ!
そして最後は相葉ちゃんの紅白歌合戦の司会について
翔:チューはあるの?
相:あります!
みんな:ないよっっっ!
これから嵐の皆さんお仕事加速度的に忙しくなってきますが、この調子で間合い良いボケとツッコミよろしくお願いします。
どうしようもない独り言
東京ドーム帰りに「宇宙ミュージアム」という文字を発見したのですが、これは宇宙Sixとは関係ないよね。はーい了解です。