J組がむしゃらら

日々のジャニーズあれこれ。舞台、コンサートを中心に映画、DVDもeveとその友人、ざっきちゃんとロンさん三人のジャニーズへの思いをつづっていきます。

12/7ふぉ~ゆ~主演 『23階の笑い』 プロの笑いの戦場で互角に戦うふぉ~ゆ~ 大喜利で一人勝ちの辰巳君のこと

ついにふぉ~ゆ~主演『23階の笑い』が始まりました。昨年の日記を観ていたら、去年の今頃は『リペア』をやっていましたね。『壊れた恋の羅針盤』から4作品。コンスタントに主演舞台を務めあげているふぉ~ゆ~が今度はかなり密度とスピード感の高い作品に挑戦しています。ネタバレ含みますのでまだご覧になってない方はお気をつけください。

 

 

 

 

 

あらすじ

1950年代、アメリカのバラエティショーは熾烈な視聴率合戦が始まっていた。コメディアン、マックス・プリンス(松崎祐介)の人気番組『マックス・プリンス・ショー』の制作現場はNYのビル23階で、放送作家が集まって、日々新しい笑いを作り出していた。ルーカス・ブリックマン(辰巳雄大)は一か月お試しでこのチームに入ってきた新米の作家だ(モデルはニール・サイモン)。ここにいる笑いの頭脳集団はアメリカのトップレベルを誇る。ポーランド系のミルト・フィールズ(越岡裕貴)はド派手なマントとベレー帽をかぶって出勤してくるかと思えば、ロシア出身のチーフ作家のヴァル・スコルスキー(福田悠太)はKGBみたいなコートを着て、よくわからないほどなまってまくしたてている。アイリッシュ系、ユダヤ系、様々な人種の作家が集結し、政治的におかしくなりかけているアメリカの状況を、面白おかしく笑い飛ばしていた。

 

『マックス・プリンス・ショー』が1時間に縮小するようにNBCから通告があった日の朝も、23階の作家部屋はにぎやかだ。東海岸から発信される時事ネタ満載の『マックス・プリンス・ショー』は現在全米に放映されているけれど、もっとお気楽にみられるテレビ番組がうけ始めていた。番組縮小にマックスは怒り、こぶしで壁に穴をあける。穴の開いた壁をアート作品にみたてて「ティファニーで額を買って来い」とここでも気の利いたジョークを一つとばすマックス。番組の縮小は作家たちにもショックではあったが、番組が続けられることで、作家たちは笑いを作り出すことができた。

 

それから7か月。スターリンが死んで、ミルトが離婚した日はとにかく最悪の日だった。締め付けが厳しくなってきた番組の製作費は大幅にカットされ、ついには作家を一人クビにしなければならないと告げられたのも同じ日だった。誰かがクビになると戦々恐々としているなか、自分の肉であり血である作家集団の誰一人としてやめさせたくはなかったマックスはなんとかやりくりして、作家を維持する方法を思いつく。一件落着に思えた直後、当時人気だったマーロン・ブランド主演の『ジュリアス・シーザー』のパロディの稽古で、アイラ・ストーン(なだぎ武)とけんかを始めたマックスはアイラに向かってクビだ!と言い放つ。しかし二人はコントでつながることができた。『マックス・プリンス・ショー』を作ることで作家たちは嫌な世の中を、笑いで乗り切ることができた。

 

その年のクリスマス、マックス主催の恒例のクリスマスパーティーが 開かれていた。ミルトはヘレン(立花瑠菜)をくどき、ヴァルはコサックダンスを踊っている。マックスは悪酔いして、トイレで大変なことになっている。ハリウッドにいったブライアン(シソンヌじろう)も久々に顔を出していた。マックスはすべての作家を部屋に呼び、「僕らは自由になった」と告げる。それは番組の終了を意味していた。

 

 

ザキさんの時代が来た!

なんといっても今回の注目はコメディアン、マックス・プリンスを演じる、松崎祐介君の怪演でしょう。青いサングラスに毛皮で登場したと思ったら、毛皮を羽織ったまま、パンツと靴下でウロウロする大御所コメディアン。毎回、毎回怪演を続けていた松崎君ですが(出オチ含む)、あの怪演はこの怪演のためにあったのかと思わせるほどの怪演ぶりです。時事ネタを巧みに操るイケイケコメディアンと、その裏側で視聴率競争に心を痛めドラッグ漬けでなんとか持ちこたえている弱い男の二つの面を併せ持つマックスにふさわしい松崎君のとらえどころのなさ。今まではやはり柚子胡椒とか薬味レベルで松崎テイストをきかせていましたが、今回はメインです。迫力のTボーンステーキのようなインパクトのあるメインディッシュとして、ドーンと松崎君をお楽しみいただけます。勢いがあるけれど、その裏に弱い一面を持つというのは松崎君のキャラクターでもあり、だからこそみんなに愛される存在でもあります。愛すべきザキさんキャラを存分に出そうという錦織さんのたくらみを感じます。

 

カーテンコールの挨拶ではいつもの突っ込まれキャラ全開のザキさん、やっぱりザキさんにホットします。

 

コッシーの女好きチャラ男はキャラの飛距離ぐんぐん伸びています

その一方で、越岡裕貴君ことコッシーのチャラ男感は、ポーランド系アメリカ人になろうと健在。女の人の絡み方が自然過ぎます。ベレー帽がの頭のフィット感が見事すぎます。。白いスーツが似合い過ぎます。その後の借り物衣装のパンツの丈が短過ぎるのが可愛過ぎます。チャラい男感が加速してます、

 

縁の時にも書きましたが、コッシーの軽さってふぉ~ゆ~というグループの中でとても大事な要素になってきています。それはお笑いの部分でも、ちゃんとしたお芝居でもそう。例えば、ちゃんとしたことをいう辰巳君、福ちゃんに対し、決して真正面から受け止めないで、さらりとかわすところがコッシー。コッシーがかわした言葉を真正面から受け止めて自爆するのがザキさん。お芝居の中でそれぞれ、役割分担がちゃんとなされているのがふぉ~ゆ~の強みだと改めて感じます。

 

 

プロの笑いの戦場で互角に戦うふぉ~ゆ~ 一人勝ちのたっつん。

今回はよしもとの芸人さんが出演されているというのが、注目ですね。よしもとの芸人さんのすごいところは舞台上での対応力の高さです。毎日日替わりでネタ対決をするところがありますが、これはやはりプロのなせる技。

しかし昨日はふぉ~ゆ~がこの大喜利部分に期せずして(話の流れから)挑戦することとなりました。(その時の福ちゃんが、後ろを向いて「やだやだ」と訴えているのがかわいい)

ヤダヤダ言ってる〜というのをお客さんにリポートしてくれるなだぎさんとか、お客さんの空気読んでくれてますね。助かります。

 

お題は「人気の出なそうなアイドルの名前」

福ちゃん:イソジン

シソンヌ:おけつボーイズ

福ちゃん:ようじょうパンチ(漢字のイメージがわかない養生?洋上?)

コッシー:ワイシャツスケスケボーイズ

間にもわけわからなくなった福ちゃんが「どじょうたべたい」とか「ケスケスメス」とか崩壊をしてしまいました。シソンヌさんとツッコミも優しい。、

 

ルーカス辰巳が勝者を決めなければならないのですが、

辰巳:こんな泥仕合の判断をしなければならないのですか?

 

ときつい一言でウケをとっていました。

勝者はコッシーで、負けた福ちゃんは「くそっ」と地面にパンチ。

 

辰巳君が「あ、それがようじょうパンチなの?」とツッコミ。

結局のところ辰巳君が、おいしいところを持っていきましたね。勝者辰巳君。

 

最後にはふぉ~ゆ~から歌と踊りのクリスマスプレゼント 

最後には、クリスマスソングのプレゼントがふぉ~ゆ~からあります。ふぉ~ゆ~のダンスが観られるのがうれしい。最初は辰巳君のお面をつけた三人とお面をつけた体裁の辰巳君が登場。4人の辰巳ダンスからの歌。歌もオリジナルで過去作が歌詞に散りばめられています。客席への指さしもプレゼントですね。

挨拶でサンタ帽を脱ごうとするザキさんがうまく帽子をつかめなくて(そんなことあるのか)なかなか脱げなくて、会場爆笑。

 

ザキさんいわく、

ザキさん:帽子がヌメヌメしていた

そんなワケあるかい。

 

コメディアンとしてますます磨きがかかったふぉ~ゆ~。

次回は歌と踊りが満載なミュージカルなんてどうでしょうか?

 

 

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